障がい児の「広告モデル」事業、立ち上げた理由 ガラスの壁に危機感
「たけちゃん(尊君)、耳が聞こえてないかもしれないよ」。尊君(左)が2歳になる頃、内木さんは保育士にそう言われました。写真はその頃(画像の一部を加工しています) 出典:内木さん提供
「子どもを律しないことは、『母親失格』だと自分を縛っていたのだと思います」。そんな〝呪縛〟から「解放」されたと言います。写真は尊君の近影 出典:内木さん提供
「障がい児の親は、健常者の世界を意識せざるを得ません。社会の多くは、健常者仕様です。一方で、健常者側からは、障がい者を取り巻く世界がよく見えていないと思うのです」と内木さんは話します。写真は近影 出典:内木さん提供
フォトスタジオのモデルに起用されたすみれさん。「一滴のしずくが何も変わらない湖に落ちたら、波紋が出来るように、色んな人たちに知ってもらったり伝わったりしたら良いと思いました」(父親) 出典:内木さん提供
モデルのこう君。「今はまだ隔たりを感じる世の中に、知的に障がいがあっても生命力あふれる笑顔で毎日頑張っている子がいる事をもっと知ってほしい想いがあふれ、キッズモデルを始めました」(母親) 出典:内木さん提供