鉄道車両のレジェンドはこんな人、退職後に取り組むのは…
20世紀末、鉄道車両の製造に革新をもたらした「A-train」の立役者、「日立製作所笠戸事業所」のOB戸取征二郎さん。退職後は郷土に残る「大谷渓谷の整備」に取り組んでいる
大谷渓谷の活性化に力を入れる戸取征二郎さん。JR九州の車両開発では、工業デザイナーの水戸岡鋭治さん、JR九州の幹部と三位一体となり、激論を交わしたという=2021年4月21日、山口県下松市、高橋豪撮影
公民館に展示されている、戸取さんが作った大谷ダムや大谷渓谷の立体模型=2021年4月21日、山口県下松市、高橋豪撮影
車両開発では「金の話ではデスマッチをしていました」と振り返る戸取征二郎さん。退職後は郷土史の研究にも取り組み、大正初期の下松笠戸湾岸の絵地図を描いた=2021年4月21日、山口県下松市、高橋豪撮影
戸取さんが設計に関わったJR九州の特急車両。左が883系、右が885系=土屋亮撮影
JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を見学する子どもたち=2020年8月28日午前8時10分、佐伯市、佐藤幸徳撮影