張飛がぶん回していた「伝説の武器」が目前に
ゲーム「真・三国無双」に登場する張飛の蛇矛(じゃぼう)の模型(右)と雲南省で発見された前2世紀の蛇矛=山本倫子撮影。三国志演義で記された「一丈八尺(約4m)」を実寸大で再現している 出典:©コーエーテクモゲームス
蛇矛(じゃぼう)を持つ張飛 出典:「真・三國無双」シリーズより ©コーエーテクモゲームス
東京国立博物館平成館入り口=今村優莉撮影
関羽像。展覧会で一番始めの順路で出くわす青銅製の銅像。「身長九尺三寸」の等身大といい、高さ約2mの銅像は圧巻だ=今村優莉撮影 出典:明時代・15~16世紀 新郷市博物館蔵
展覧会の最初に出くわす等身大の関羽像=今村優莉 出典:明時代・15~16世紀 新郷市博物館蔵
プロローグ「伝説のなかの三国志」に展示された数々の壁画=今村優莉 出典:関帝廟壁画 清時代・18世紀 内蒙古博物院蔵
「三国志」と「三国志演義」の違いについて、など初心者にもやさしい解説もある=今村優莉
曹操高陵から出土した、白磁の罐のそばに立つ東京国立博物館主任研究員の市元塁さん。三国志は、本展を準備するにあたり初めて読んだという=今村優莉撮影
金製獣文帯金具(きんせいじゅうもんおびかなぐ)。まばゆいばかりの金のベルトのバックルのそばで解説する東京国立博物館主任研究員の市元塁さん=今村優莉撮影 出典:後漢時代・2世紀 寿県博物館蔵
鮮卑頭(せんぴとう)とも呼ばれた金のベルトのバックル。金粒細工がほどこされている。こういったものを当時の権力者たちは好んだそうだ=今村優莉撮影 出典:後漢時代・2世紀 寿県博物館蔵
三国志演義で諸葛孔明が、敵陣からたくさん矢の攻撃を浴びることでやすやすと10万本の矢を手に入れた場面は痛快だった。私があの「わら人形」だったら、こんな感じで矢の雨が頭上を飛んだのだろうか=今村優莉撮影
「赤壁の戦い」などの水上戦をイメージした、矢が宙を飛ぶ部屋=今村優莉撮影
曹操高陵の墓室を原寸大で実現した部屋。ここに入ると一気にタイムスリップした気分になる=今村優莉撮影
発掘時の曹操高陵内部の写真も。曹操の墓は、何度も盗掘に遭っているので、当初の姿を完全に知ることは出来ないという=今村優莉撮影
「曹操高陵」の前で三国志展について語る歌手の吉川晃司さん=山本倫子撮影
1982年から84年にNHKで包装された「人形劇 三国志」に登場した(左から)孫権、劉備、曹操の人形。表情や手の動きにいたるまで細部の作りが可愛い=山本倫子撮影 出典:飯田市川本喜八郎人形美術館蔵 ©有限会社川本プロダクション
会場のところどころに展示されている横山光輝のマンガ「三国志」の原画(新書判第42巻「曹操の死」)。これは曹操が死ぬ場面=今村優莉撮影 出典:光プロダクション所蔵 ©横山光輝/光プロ
曹操高陵から出土した「鼎(てい)」。中国以外で披露されるのは初めてだ=今村優莉撮影 出典:河南省文物考古研究院蔵
「三国歴訪」コーナーに展示された蜀の「説唱俑(せっしょうよう)」=今村優莉撮影 出典:後漢~三国時代(蜀)・2~3世紀 重慶中国三峡博物館蔵
特別展「三国志」で音声ガイドを務めた歌手の吉川晃司さん。中国史の大ファンという=山本倫子撮影
歌手の吉川晃司さん。音声ガイドでは、吉川英治作「三国志」の一説を引用しながら、展示物の説明をしている=山本倫子撮影
コーエーテクモゲームスの協力で実現した「特別展『三国志』武将メーカー」。目の前に立って顔写真を撮影すると、オリジナル武将が・・・=今村優莉撮影
私も撮影してみた。・・・ちょっと弱そうな武将になった=今村優莉撮影