できたよ! 障害や発達の遅れがある子を支援する「富坂子どもの家」
障害が発達の遅れのある子どものママやパパは、「あれができない」「これもできない」と悩むかもしれません。東京都文京区の「富坂子どもの家」を訪ねると、自然な生活動作を身につけている子どもの姿がありました。
登園すると、日にちを確かめ、その場所にシールを貼る。シールをはがした紙をゴミ箱に入れる。ここから1日が始まります=東京都文京区の「富坂子どもの家」
子どもたちが理解して行動を起こしやすいように、登園後に行うルーティンは、順番ごとに絵でも示されていました=東京都文京区の「富坂子どもの家」
連絡帳のカレンダーには、登園日のところに自分でシールを貼ります。カレンダーを通じて、日にちや天気といったことを覚えていくように促しています=東京都文京区の「富坂子どもの家」
毎日持って来たタオルを所定のところにぶら下げます。こうしたことを通じて、集団でのルールを少しずつ学んでいきます=東京都文京区の「富坂子どもの家」
子どもたちが「遊びたい」「遊ぼう」という意思をスタッフに示すイラストや園庭の写真。こうしたツールを通じてコミュニケーションを取る方法もあります=東京都文京区の「富坂子どもの家」
園庭で外遊びをする際に使う「うわぎ」や「くつした」をイラストで示すことによって、子どもたちが園庭で遊ぶ際のルールを理解しやすいようにしています=東京都文京区の「富坂子どもの家」
子どもたちが過ごす部屋には、日常生活で目にするものがいたるところにあります。野菜も一つ一つ、さわって覚えていけるように置いてあります=東京都文京区の「富坂子どもの家」
取材に訪れた日は、壁に色紙で作ったおひな様が飾られていました=東京都文京区の「富坂子どもの家」
午前11時15分。お弁当当番を名乗り出た子どもが、水道水で全員分の口拭きタオルをしぼって準備を始めました。子どもたちには人気あるそうです=東京都文京区の「富坂子どもの家」
しぼった口拭きタオルを一つ一つきれいにたたんでいきます。スタッフは静かに見守りつつ、答えを示さない形でアドバイスしています=東京都文京区の「富坂子どもの家」
お弁当を食べるテーブルに、人数分、必要なものを一つ一つ決められた場所にセッティングしていきます=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食のセッティングは、順番を示す数字と絵でイメージできるようにファイルにしています。慣れた子どもたちは使いませんが……。①はエプロンです=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食のセッティング③は、テーブルに花瓶を置くです=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング④は、ろうそくたてを置くです=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑤は、おこぼし入れの用意です。一人一人食べこぼしたものがあれば、自分でこれに入れていくためです=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑥は、お弁当の後の歯みがきのための歯ブラシとそれを立てておくびんの用意です=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑦は、鏡です=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑨で、お弁当バッグをそれぞれの席に置いていきます=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑩は、水筒=東京都文京区の「富坂子どもの家」
昼食セッティング⑪目で、口拭きタオルをそれぞれの席に置いていきます=東京都文京区の「富坂子どもの家」