2代目インテグラのディテール アコードクーペや完全再現ミニカーも
カセットステレオや灰皿が時代を感じさせる運転席周り
回転計のレッドゾーンは7000回転の手前
丸みを帯びたデザインの4スポークステアリング。エアバッグはまだ付かない
5速マニュアルのシフトノブ。革巻きノブでないあたりが、いかにも低グレード車らしい。クルマ好きの中には、このような素っ気ないディテールをこよなく愛する低グレード車マニアも存在する
左奥がクラッチペダル。踏みごたえがある重さ
インパネが低くてガラス面積は大きい、採光性に優れた室内
大きくて存在感があるパワーウィンドーの開閉スイッチ
助手席エアバッグがない代わりに、上下2段のグローブボックスが備わる
コインポケットは、ETCがまだない時代の必須アイテム
名機ZC型が横置きで収まるエンジンルーム
当時のF1マシンを思わせる、結晶塗装のヘッドカバー
ホンダ自慢の2連キャブレター「デュアルキャブ」
型式と車台番号が刻まれたプレート(写真の一部を加工しています)
現代のクルマに比べるとやや小ぶりなフロントシート
リアサイドガラスが斜めに降りて下がりきらないのが4ドアハードトップの特徴
窓枠がないサッシュレスドアも4ドアハードトップならでは
当時はまだ、後部中央の座席にヘッドレストや3点式シートベルトが備わるクルマは少なかった
後部座席の居住性は意外と高い
グリルレスのシャープな顔つき
横に長いヘッドライトが左右からせり出し、フロントグリルの幅はナンバープレートより狭い。グリルそのものは無いが
マイナーチェンジ後の後期型は、フロントバンパー埋め込みのウインカーランプが大きくなる
背の低いプロポーションが特徴的
13インチのスチールホイールにはホイールカバーが備わる
すっきりした造形のリア周り
この頃のクルマからハイマウントストップランプが付き始める
グレード名を表すステッカー
日常使いには十分な広さのトランクルーム
純正のマフラーカッターが備わる
仙台市宮城野区の中古車店「AUTO HOUSE F&E」で見つけた、極上コンディションの一台
アメリカンな雰囲気の店舗。2012年に開業した
「AUTO HOUSE F&E」代表の雛鶴信浩さん。2代目インテグラ発売当時のバブル経済期には、駆け出しのトレーラー運転手だった。仙台も好況で仕事に困ることはなく、さばききれず断ることすらあったという
先月に導入したばかりの積載トラック。オリジナルのオレンジ色塗装がこだわりのカスタマイズだ
米空軍基地テイストの案内板
店舗からは東北新幹線が走るのが見える
マニアックな品揃えの展示車たち
1991年式ホンダ・アコードクーペ。グレードは2000ccのSi。現状渡しで車両本体価格48万円
フロントマスクは柔和なファミリーカーの顔
USホンダ製をメーカー自ら正規輸入していたため、国産車なのに不便な左ハンドル。この壮大な無駄と贅沢な過剰さこそが、バブル景気の真骨頂
速度計の目盛り内側のマイル表示が、この車種のルーツを物語る。ワイレッドのレザー内装もアメリカン
USホンダ製をアピールする、ワシをあしらったエンブレム
当時にしては派手なリアスポイラーが備わる、アコードクーペのリアビュー
アコードクーペに貼られていた、1989年F1ドイツGPのマクラーレン・ホンダ優勝記念ステッカー。 1位アイルトン・セナ、2位アラン・プロストという取り合わせに、往年のファンは落涙を禁じ得ない
1992年式の日産サニートラック。車両本体価格90万円で中古車情報サイトにアップしたら、数時間後に電話が鳴って売約済に
程度が良くてカスタムは最小限。すぐ売れるのも納得
カスタムベース車として根強い人気のサニートラック
老舗模型情報誌「ホビージャパン」が販売する2代目インテグラのミニカー=ホビージャパン提供
14インチスチールホイールの躍動的な造形を忠実に再現=ホビージャパン提供
白いハーフシートカバーも再現=ホビージャパン提供
モデルになったのは5速マニュアル仕様=ホビージャパン提供
後部座席の白いハーフシートカバーも再現=ホビージャパン提供