多彩すぎ!「木彫り熊」のディープな世界 音楽隊やバッターまで…
スイスの木彫り熊を参考に伊藤政雄が制作した第1号の木彫り熊。目には釘は使われている=北海道八雲町の町木彫り熊資料館(八雲産業が管理)
北海道第1号のモデルとなったスイスの木彫り熊=北海道八雲町の町木彫り熊資料館(八雲産業が管理)
高い描写力で動物やアイヌ民族の人たちなどを木に刻む木彫家・藤戸竹喜(1934年生まれ)の木彫り熊=北海道八雲町の町木彫り熊資料館
引間二郎(1924~2012)の作品=北海道八雲町の町木彫り熊資料館
昭和初期に制作された、バットを振る木彫り熊=北海道八雲町の町木彫り熊資料館(八雲産業が管理)
昭和初期に制作された、木彫り熊の音楽隊=北海道八雲町の町木彫り熊資料館(八雲産業が管理)
日本画家でもあった十倉金之(1883年生まれ)の木彫り熊。肩の部分が盛り上がり、そこから四方に毛が流れる「菊型毛」を考案した。繊細な毛を彫った木彫り熊の見本となった=北海道八雲町の町木彫り熊資料館
北海道旭川市でアイヌ民族の松井梅太郎が1926年ごろに作り始めた。松井の作品=山里稔さん提供 出典:山里稔さん提供
1957年に制作された、アイヌ民族の床ヌブリ(1937~2014)の作品。シャケを背負っている=北海道八雲町の町木彫り熊資料館
北海道旭川市近文地区のアイヌ集落で盛んに作られた木彫りの熊たち=北海道旭川市の川村カ子トアイヌ記念館
手おので木を割っただけのような「面彫り」で人気の柴崎重行の木彫り熊。現在も高値で取引され、偽物が出回ることも
朝日新聞をくわえた木彫り熊=札幌市の朝日新聞北海道支社
北海道観光ブームで盛んに作られた、サケをくわえた木彫り熊=北海道八雲町の町木彫り熊資料館