もし尖閣を奪われたら… 北朝鮮だけじゃない難題、自衛隊が緊迫訓練
陸上自衛隊の水陸両用部隊約40人が7隻のボートで上陸を終え、LCAC(エアクッション艇)上陸に備え安全を確保する=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場、藤田直央撮影
尖閣諸島周辺の日本の領海や接続水域に中国公船が入った数を海上保安庁が月別でまとめたグラフ。日本政府が尖閣諸島を国有化した2012年9月から急増している
11月の自衛隊統合演習で報道公開された今回の水陸両用訓練の想定=自衛隊作成
新設の陸上自衛隊統合火力教育訓練センターにある誘導シミュレーター。奪回を目指す島に火力誘導班の隊員らが先に上陸し、艦船などに攻撃目標を指示、着弾を確認する想定で訓練をした=陸自富士学校
シミュレーターで砲撃を誘導する隊員らに見える着弾の画像。昼夜や風向、風力を設定でき、着弾地点と目標のずれをふまえ砲撃する側と無線電話でやり取りして次の砲撃で修正する=11月12日、陸上自衛隊富士学校
自衛隊統合演習で、ボート2隻で海岸に迫る陸上自衛隊の水陸両用部隊の第一陣。左は先に上陸し誘導する役の洋上斥候=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
陸上自衛隊の水陸両用部隊が上陸。ボート(約150キロ)が流されないよう、銃などの装備を積んだ状態で5人ですぐ岸へ抱え上げる=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
陸上自衛隊の水陸両用部隊の第二陣がボートで海岸に迫る=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
陸上自衛隊の水陸両用部隊約40人が7隻のボートで上陸を終え、LCAC(エアクッション艇)上陸に備え安全を確保する=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
ボートで上陸した水陸両用部隊が安全を確保後、海岸に乗り上げる海上自衛隊のLCAC(エアクッション艇)=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
海岸に乗り上げた海上自衛隊のLCAC(エアクッション艇)から上陸する陸上自衛隊の高機動車=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
水陸両用訓練を視察し、陸海空3自衛隊による統合演習の意義を記者団に語る河野克俊統合幕僚長=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場
水陸両用訓練を終え撤収する陸自隊員ら。再びボートに乗り、LCACとともに、駿河湾に浮かぶ海自輸送艦「くにさき」(写真奥)に戻った=11月12日、静岡県沼津市の米軍沼津海浜訓練場