東京タワーに謎の「地下2階」? スカイツリーの「断面図」も紹介
秋空にそびえる東京タワー
東京タワーの登記事項証明書。構造は「地下2階付き15階建」
東京タワーの登記事項証明書。「地下2階付き15階建」の文字
東京タワーの登記事項証明書。構造は「地下2階付き15階建」
地下2階はどこに? 東京タワー館内の案内板にも、地下は1フロアしか書かれていない
運営会社によると、エレベーターロビーなどがある「1階」。ここが実は登記上は「地下1階」になるのだという。なぜ、登記とズレが生じるのだろう?
坂の多い東京都心を象徴するように、東京タワーは急な坂に建っている。法務局を取材したところ、こうした場合にはフロアが地下扱いになるのだという
坂の上にある駐車場からは、東京タワーの建物2階に直接入ることができる。そのくらい敷地が傾いている。
東京スカイツリー=2017年1月
東京スカイツリーの登記事項証明書。地上29階建てだが、登記上は構造の関係で19階建てと書かれている
スカイツリーの3階平面図。断面は正12角形。中央から放射状に床が広がる構造だと分かる
スカイツリーの3階平面図。断面は正12角形。中央から放射状に床が広がる構造だと分かる
スカイツリーの平面図は、例えるならキュウリを輪切りにした断面に似ている 出典:https://pixta.jp/
東京ドーム=2017年1月撮影 出典:朝日新聞社
東京ドームの登記事項証明書も入手した。「ガラス繊維空気膜屋根」の文字がインパクト大だ
文京区にある美しい洋館「鳩山会館」=2014年撮影 出典:朝日新聞社
鳩山会館の登記事項証明書。現在は孫の鳩山由紀夫・元首相が所有していることが分かる。
1989年に撮影された沖ノ鳥島。珊瑚礁の中に、二つの小島が見える 出典:朝日新聞社
沖ノ鳥島の登記事項証明書。合計9.44平方メートルしかない。(二つの小島の証明書から、記者が抜粋)