な、なんだこの光景は…被災地、ドローンから見た「戦慄の風景」
遺構として保存するかどうか議論の続く南三陸町の防災対策庁舎。周辺は工事や防災用の土砂で埋まり、かつての街の姿を重ねるのは難しい=宮城県南三陸町志津川、福留庸友撮影
震災から6年経った現在も約4割の入居率となっている石巻市の仮設住宅団地。住宅地であるため、ドローンの動きは公園敷地内での昇降のみ。撮影を短時間で済ませるよう心がけた=宮城県石巻市、越田省吾撮影
この防潮堤を撮影中、カラスの襲撃に遭遇。想定外の危険に備え、機体周辺からは常に目が離せません=岩手県山田町、葛谷晋吾撮影
少し上昇しただけで、普段の目線では分かりにくい形状も一目瞭然となる。写真は宮城県気仙沼市にある沖ノ田川の河口付近に建造された河川堤防=宮城県気仙沼市本吉町、福留庸友撮影
津波が到来した4階部分に立っているのは、気仙沼向洋高校卒業生の西城伸悟さん。この校舎は震災遺構として保存されることが決まった=宮城県気仙沼市波路上、福留庸友撮影
真上からの視点はドローンならでは。石巻市で水道工事業を営む黒澤健一さんが震災発生の翌月、自宅兼店舗跡に書いた文字は現在もくっきり残っていた=宮城県石巻市、越田省吾撮影
脚立以上、ヘリ未満の高さで撮れるのもドローンならでは。奇跡の一本松と防潮堤(奥)です=岩手県陸前高田市、葛谷晋吾撮影