海の青さが切ない…南洋の空や密林でレンズがとらえた戦火の傷痕
チャランカノア海岸の浅瀬に残されたアメリカ軍のシャーマン戦車=8月27日、北マリアナ諸島・サイパン島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
テニアン島には広島・長崎に落とされた原子爆弾を格納したピットが残されている=8月27日、北マリアナ諸島・テニアン島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
パラオのバベルダオブ島の草原に放置された旧日本軍の零戦。朽ちているものの原形がうかがえた=8月29日、パラオ、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
世界自然遺産に登録されているロックアイランド群と南ラグーン。この場所は「セブンティ・アイランド」とも呼ばれている=8月29日、パラオ、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
ロックアイランド群には無数の島が点在し、美しい風景を作り出している=8月29日、パラオ、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
かつて夏島と呼ばれたトノアス島には、朽ち果てた旧日本軍の燃料タンクが残っていた=8月30日、ミクロネシア連邦・チューク諸島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
上陸したアメリカ軍に追い詰められ、多くの日本人が崖から海に身を投げた「バンザイクリフ」。記念撮影をする観光客でにぎわう島いちばんの観光地になっている=8月28日、北マリアナ諸島・サイパン島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
「ラストコマンドポスト」と呼ばれる戦跡。周囲には日本軍の兵器が置かれていて観光資源となっている=8月28日、北マリアナ諸島・サイパン島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
「ラストコマンドポスト」近くに置かれた旧日本軍の九五式軽戦車=8月28日、北マリアナ諸島・サイパン島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
1942年5月に雷撃を受けて沈没し、米軍が浅瀬に引き揚げた駆逐艦「菊月」。ソロモン諸島・フロリダ島の海岸「トウキョウベイ」の上空からは、その朽ち果てた姿を確認できた=9月1日、ソロモン諸島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
旧日本海軍の駆逐艦「菊月」。干潮時には船の形がくっきり浮かび上がる。手前が船首で岸に近い方が船尾=9月3日、ソロモン諸島・フロリダ島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
菊月の船体にはマングローブの若木が生えていた=ソロモン諸島・フロリダ島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
座礁したまま残された米軍輸送艦の残骸=8月31日、ソロモン諸島・フロリダ島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
「カタリナ」はコンソリデーテッド・エアクラフト社が開発した飛行艇。太平洋戦争中は対潜哨戒、沿岸警備、海難救助などに使われていたという=9月4日、ソロモン諸島・ツラギ島沖、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
アメリカ軍の飛行艇「カタリナ」のエンジンとプロペラ部分=9月4日、ソロモン諸島・ツラギ島沖、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
九七式飛行艇のエンジンとプロペラ部分。同機は現在でもUS―2など国産飛行艇メーカーとして知られる川西飛行機(現新明和工業)が製作した=9月4日、ソロモン諸島・タナンボコ島沖、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
浅瀬に沈んだ零式水上偵察機=9月1日、ソロモン諸島・トゥハ島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
海岸に座礁した「鬼怒川丸」。将兵や資機材を載せて1942年11月に島へ突入し、米軍の攻撃で船は炎上した=8月31日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
海上に露出する赤くさびた鬼怒川丸の船体の一部=9月3日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
海岸からすぐ近くに見える「鬼怒川丸」。海岸には海水浴を楽しむ観光客や地元の人たちの姿が見られた=9月3日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
密林の奥に残された零戦。主翼にあしらわれた日の丸の赤い塗料がいまだ鮮やかさを保っていた=9月8日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
仰向けになった機体には、所属を示す「呉支部」のほか、「製造番号 三菱2666号」「製造年月日 2―3―31」といった文字や数字が読み取れた=9月8日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
墜落時に分離したのだろうか、機体は主翼部分と尾翼部分が少し離れた場所で見つかった=9月8日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
道案内人のジャン・ポールさんは、村人に零戦の部品を持ち去らないよう説得した。「大切に保存しておけば、将来も村の観光資源になる」=9月8日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
テテレ海岸の「博物館」に並べられた水陸両用トラクターからは大きな樹木が生え、時の流れを感じさせた=9月7日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
上空から見たテテレ海岸の「博物館」=9月3日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、朝日新聞社機「あすか」から、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
「博物館」を管理するサミュエルさん(右から2人目)とその家族。放置されたアメリカ軍の水陸両用トラクターを親族から引き継ぎ、展示している=9月7日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
首都ホニアラから車で約30分、「ギフ高地」と呼ばれた丘陵地にあるバラナ村。周辺からは日本兵が残した鉄かぶとや武器などが今でもたくさん見つかるという=9月2日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
密林などから見つかった手投げ弾=9月2日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」
村の周囲に広がる密林に足を踏み入れると、岩の上に鉄かぶとを見つけた=9月2日、ソロモン諸島・ガダルカナル島、橋本弦撮影 出典:朝日新聞デジタル写真特集「戦火の残響 南洋を巡る旅」