ガンダム原画 安彦良和・作画監督の気迫そのまま
初めてガンダムに乗ったアムロが「逃がすものか!」とジオン軍のモビルスーツ「ザク」に斬りかかる場面。放送時は左上の四角形のサイズから回転しながら画面全体にズームアウトし、記憶に残るガンダム初の戦闘シーンとなった 出典:(C)創通・サンライズ
キャラクターのデザインを手がけた安彦良和さんによる主人公アムロ・レイの原画。人間らしい表情やしぐさが登場人物に現実味を与え、ステレオタイプのロボットアニメではない臨場感を生み出した 出典:(C)創通・サンライズ
ジオン軍のパイロット、シャア・アズナブル大佐の原画。アムロの好敵手として描かれる一方で、ジオン公国を支配するザビ家への復讐(ふく・しゅう)心を持ち、交錯する人間関係の要でもある。敵役なのに今でも人気が高く、「坊やだからさ」など数々の名セリフを残した 出典:(C)創通・サンライズ
アムロの宿敵となるシャア・アズナブルの原案。目を隠す仮面がトレードマーク。敵役ながら際だった存在感を見せる。アムロの仲間の一人、セイラ・マスの実の兄という設定は、従来の子ども向けアニメにはない重層的な人間ドラマを生んだ 出典:(C)創通・サンライズ
アニメ「機動戦士ガンダム」最終話(劇場版は「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙(そら)編」)で、シャアとの激闘の末に脱出するアムロを笑顔で出迎える仲間たち。アムロが涙ながらに帰還を果たすクライマックスの名場面だ 出典:(C)創通・サンライズ
主人公アムロ・レイの原案。当初は「機動歩兵ガンボーイの搭乗員、本郷東」という設定だった。「正義感 負けん気 行動的 感情的」とメモされている。この頃から制服や顔立ちに大きな変更は見られない 出典:(C)創通・サンライズ
登場人物を重ねるように描いた原画。(上から時計回りに)ララァ・スン、シャア・アズナブル、アムロ・レイ、セイラ・マス。戦いの中で出会った4人の交錯する意識が表情豊かに表されている。アニメでは分割線に合わせて透過光が走る演出もさえた 出典:(C)創通・サンライズ
「機動戦士ガンダム」のポスター 出典:(C)創通・サンライズ
「機動戦士ガンダム展」での安彦良和さんの原画=2014年7月、大阪市港区の大阪文化館・天保山 出典:朝日新聞
アニメの原画約600点が展示された部屋=2014年7月、大阪市港区の大阪文化館、山本正樹撮影 出典:朝日新聞
機動戦士ガンダム展で原画などを鑑賞する人たち=2014年8月、大阪市港区、筋野健太撮影 出典:朝日新聞
機動戦士ガンダム展で原画などを鑑賞する人たち=2014年8月、大阪市港区、筋野健太撮影
ガンダムの作画監督をつとめた安彦良和さん= 1985年9月 出典:朝日新聞