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鈴鹿サーキットで泡パって本当?ヨッピーが体を張って下見してきた

提供:モビリティランド

目次


こんにちは。ヨッピーです(水中メガネを頭からかぶってる白いTシャツのおっさん)。

本日は「クラブ」に来ております。クラブと言っても、「座るだけでン万円!シャンパン一本8万円から!」みたいな、銀座のそういうクラブじゃなくて、音楽がかかって若者が踊り狂う方の「クラブ」です。

なんでも、クラブの中で泡をまき散らす「泡パ」というイベントがあると聞いたので、「公共の場で泡を撒き散らす!?それは完全に迷惑行為やろが!こらガツンと言ってやらなあかんで!!」みたいなノリで乗り込んだのですが、最終的にはこんな感じになりました。

シュゴゴゴゴゴーーーーーーーーーッ!!!
 

バババババーーーッ!!!
 

キャッキャッキャッ!
 

ズモモモモモッ!
 

「ヒュ~~~~ッ!」

なにこれ。
意味がわからん。
 

実はこの「泡パ」、最近若い人達に大人気のクラブイベントで、
水着やゴーグルで完全装備して遊びにやって来る人も多いんだとか。
 

「音楽に合わせて泡が大量に降ってくる」という意味のわからなさについついテンションがあがってしまう僕。やだ……!これちょっと楽しい……!普段はクラブなんて行ってもすぐに周囲から浮いて泣きながら家に帰るハメになるのに……!
 

鈴鹿サーキットに「泡」と「デコトラ」が上陸?

さあ、そんな大人気イベントの「泡パ」ですが、
今度は鈴鹿サーキットに上陸するらしい!

じゃん!これが「泡とデコトラのコラボ」こと「泡トラ」だ!
なんでも、泡まみれで音楽に乗って踊ったり、「泡スライダー」で滑ったり、夜にはデコトラが出て来るというのだから、もはや完全に意味不明!

これってば関西、東海らへんにお住まいの方にとっては朗報なのではないでしょうか!
TwitterやInstagramで「泡パ」の写真が流れてくるたびに「行ってみたい!」と思った人も多いはず!

ちなみに期間は8月25日(土)~8月26日(日)の2日間!
鈴鹿サーキットゆうえんちパスポート付の入場券なら大学生以上5,700円。中・高校生の入場券だけなら1,700円で入れるぞ!
 

しかもSUZUKA 10 HOURSという、世界のスポーツカーをベースにしたレーシングカーによるド迫力の耐久レースの観戦3日通し券もついてるぞ!
 


更に更に、レース場から徒歩5分のプールにだって別料金だけど、入れちゃう。レース観戦で暑くなったらプールで涼もう!

鈴鹿サーキットに行こう

 
はい。そんなわけで「鈴鹿サーキットってどんな場所だっけ?」って思ったので、一足早く鈴鹿サーキットにやって参りました!
 

今日我々を案内してくれるのが広報担当の鈴木さん!

 

ヨッピー

吉本興業の芸人さんを2,3人くらい混ぜると鈴木さんの顔になりますね

 


鈴木さん

よくわかりませんがお褒め頂いてありがとうございます。
 
さて、鈴鹿サーキットのテーマパーク、「モートピア」には様々なアトラクションがあるのですが、「モートピア」には他の遊園地にはない大きな特色があるんですよこれが。
 

それがこれ!
さあ、皆さんにもおわかりでしょうか!


 

鈴木さん

これは「プッチグランプリ」というゴーカートのアトラクションなんですが、コースの中にレールが敷かれてないんですよね。

 

ヨッピー

おお、確かに!


一般的な遊園地のゴーカートだと、地面にレールが敷いてあったり道路幅が狭くて操作する余地が全然なかったりするのですが、このアトラクションでは「乗り物を運転する楽しさ」を知ってもらおうと、運転の自由度をかなり高めているそうなんです。
 
 
こっちは珍しいオートバイのアトラクション。
同じくコース上にレールが無い!

 

鈴木さん

実はこれ、開発当時社内でも相当議論があったんですよ。固定されたレールの上を走るだけなら、転倒したりぶつかったりする心配は無いわけですが、それだと2輪バイクを操作する楽しさは伝わらないですよね。地面にクッション性のある素材を敷いたり、演出物も全て柔らかい素材で作ったりと安全性に配慮しているとは言え、急に転倒して体のどこかをぶつけたり、すりむいたりする危険性をゼロにはできないんですよ。それで議論が巻き起こったんですが、ハンドルやアクセル操作のやり方から、バランスのとりかたまでスタッフがしっかり子どもたちに教えることができれば、転倒するリスクは最低限になるんじゃないかって。それで今の形になりました。

 

ヨッピー

へええ。ちなみにこの電動バイクって市販品なんですか?

 


 

鈴木さん

いえ、全部自社で設計から製造までやっています。開発も運営もとっても手間が掛かっていることが、「モートピア」のアトラクションの大きな特色です。

 

ヨッピー

なるほど。1台くらい頂いても大丈夫ですか?

 

鈴木さん

大丈夫なわけないですよね?
 
こちらは電動ボートに乗って冒険できるアトラクション。
これも同じくレールが無く、コース上でボートを自由に操作できる!
こういうアトラクションってだいたい一本道を進むだけだけど、自分で操作できることもあって子どもたちも楽しそう。
 
 
いわゆるジェットコースターも、途中で大声を出すとスピードがあがるような仕組みになっていて、ただ乗るだけじゃなく、インタラクティブ性を持たせている。
 

 

鈴木さん

「できた!」っていう成功体験を子供に知って欲しいので、そういう達成感のあるアトラクションを充実させる事に力を入れてるんですね。バイクを転ばずに運転できた!、とか。カートのレースでお父さんに勝てた!とか。そういう体験をすることで「乗り物って楽しいな!」って思って貰えるのかなって。それによって乗り物文化と言いますか、そういう裾野の広がりを持たせることが出来るといいな、って。

 

ヨッピー

なるほど。自転車だってコケながら徐々に乗れるようになって「楽しい!」ってなりますもんね。最終的にはウィリーしながら走りまわれるようになりましたよ。

 

鈴木さん

それは危ないのでやめてください。

 
 
ひととおり「モートピア」をまわったら、今度はトンネルをくぐってレース場の方に向かいます。
 
 
じゃん!これがサーキット場だ!

おお……!
テレビで見たことあるやつ……!
めちゃくちゃでかい……!
 
 
爆音を鳴らしながら整備中のバイク。
レースに向けてテスト中らしい。
 

レースの合間には実際のコース場をカートで走れるアトラクションもある。
あーこれ、僕が子供の頃にもやったな~~~!
めちゃめちゃ楽しくて「もう一回乗りたい!」「もう一回!」って何度もやったら父親が苦笑いしてた記憶ある!
 

モータースポーツへの思い

 

 

鈴木さん

「若者のクルマ離れ」なんて言われてますし、正直言ってモータースポーツが置かれてる状況って苦しいんですよね。

 

ヨッピー

おお、それね。昔はF1ってめっちゃ流行ってた記憶あるんですけどね……。

 

鈴木さん

鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリは3日間で36万人を動員した2006年がピークで、2017年だと13.7万人にまで落ち込んでるんですよ。これをなんとかしたいなって。
モータースポーツって、実際に観戦に来ると楽しいんですよ。映像を通して見るのとは迫力が違いますし、お店もたくさん出ますからフェスっぽくて楽しいんですよね。

 
 
今日はレース開催日ではないので閑散としてるサーキット場。
これがF1や大きなレース開催日にはお店がたくさん出たりでお祭り騒ぎになるらしい。


 

鈴木さん

元々、鈴鹿サーキットってHonda創業者、本田宗一郎の「俺はレースをやるところが欲しいんだ。クルマはレースをしなければ良くならない」という発言からスタートしたんですね。当時は国内に本格的なロードサーキットがなかったので。

 

ヨッピー

出来たのが1962年だから相当昔ですよね

 

鈴木さん

そうですね。それ以来、部品メーカーも含めて日本の自動車作りの技術が確かに向上し、1988年にはHondaのエンジンを積んだマクラーレンがF1で16戦中15勝して「Hondaのエンジンを積まなければF1で勝てない」と言われるくらいに強い時期が続いたんですよ

 

ヨッピー

アイルトン・セナの時代ですよね。僕も覚えてますよ。何が原因で人気が落ちたんですかね。

 

 

鈴木さん

そうですね。若者のクルマ離れもあるし、少子化もあるし、趣味が多様化したこともあるし、あとF1で言えば日本人ドライバーの存在が大きかったですね。F1そのものが好きなファン、特定のメーカー、チーム、ドライバーが好きなファン、という方はいらっしゃるのは事実です。それらのファンになるきっかけ、F1を好きになるきっかけは日本人ドライバーが大きいと思います。しかし、日本メーカーが参戦していても、日本人ドライバーが参戦していないと、日本人だから日本人ドライバーを応援しようという機運が減ってしまい、ファンが離れたと思います。

 

ヨッピー

うーん、自動車産業ってなんだかんだ言って日本の基幹産業だし、今後も頑張って欲しいんですけどね……。

 

鈴木さん

そうなんですよ。改めて自分たち自身ができる行動として、ちゃんとモータースポーツの文化を根付かせなきゃいけない、知ってもらうきっかけを作らなきゃいけない、って。だから今回の「泡トラ」も今までにない相当なチャレンジなんですよね。「レースが目的でなくても、とにかくサーキット場に一度遊びに来てくれれば楽しさがわかってもらえるはずだ」って。

 

 

ヨッピー

確かに。泡トラ以外にも遊園地の乗り物のパスポート、3日間通しの「SUZUKA 10 HOURS」の観戦も含めて5,700円って値段設定、ちょっと意味わかんないですもんね

 

鈴木さん

そうそう。「レースを観戦する」って、一生に一度はやってみたくないですか?

 

ヨッピー

それはわかる。


 

 

鈴木さん

昼は晴天のもと、夜はデコトラの電飾が加わる「泡トラ」で音楽と泡を楽しんで、「泡トラ」の開催中(夏休み期間中)は、水着のまま遊園地で遊んで頂いてもオッケーなので、他にはないオリジナルのアトラクションを水着のまま楽しんで、レースも観戦して、暑くなったらちょっとお金出してプールで涼んでっていう遊び方が出来るんです。さらにはコースの周りを歩いてエクササイズもできちゃう。これって鈴鹿サーキットでしかできない遊び方だと思いませんかヨッピーさん! レースを間近で見た時の迫力って本当にすごいんですから!!!!!同性同士でもご家族でもカップルでも、絶対楽しめる2日間になると思います!!!!

 

ヨッピー

なんか急に圧が強くなったけど、なるほど!わかりました!
僕も遊びに来ます!

 

さあ、そんなわけで気になる「泡トラ」ですが、
開催期間は8月25日(土)~8月26日(日)の2日間!


ゆうえんち「モートピア」のパスポート付入場券5,700円(中高生は4,000円、小学生3,100円、3歳~未就学児2,000円)を買うと「泡トラ」に参加できるのはもちろん、
 
【1日分】
・ゆうえんち「モートピア」のパスポート(2日目以降は割引で購入可能)
 
【24日~26日までの3日間通し】
・入園
・レースの観戦

がついてくるぞ!


詳細&チケットの購入は公式サイトからどうぞ!
 
泡とデコトラの夏フェス「泡トラ」

 

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