ネットの話題
「これはかわいい」地元では売り切れも…〝プラネットべこ〟が話題に

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惑星をモチーフにした「赤べこ」がガシャポン®で発売され、SNSで「かわいい」と話題になりました。「赤べこ」は福島県の民芸品ということもあり、地元では売り切れにもなっていることも。取材しました。
先日、SNSで話題になったのは「プラネットべこ ならぶんです。」のガシャポン。投稿したのは、兵庫県の明石市立天文科学館館長の井上毅さんです。
これはかわいい❗️プラネットべこ。🌏🪐福島で大流行しているとのこと。売り切れてました。 pic.twitter.com/Q5W4VJts9I
— 井上毅 INOUE Takeshi (@INOUE_Takeshi_) February 15, 2025
投稿には、福島県会津地方の郷土玩具である「赤べこ」で天体をモチーフにした「プラネットべこ ならぶんです。」の写真とともに、「これはかわいい!」との文言が書いてあります。さらに、「福島で大流行しているとのこと。売り切れてました」と続きます。
井上さんは2月中旬、イベントで福島市のプラネタリウムを訪れた際、スタッフから「大流行している」と聞いたそうです。「特に地元の天文関係者の間で人気があるそうです」と教えてもらったといいます。
実際、井上さんが福島県内でみつけたときは、すでにガシャポンは売り切れで、SNSに投稿した写真はスタッフの私物だそう。井上さんは「私も手に入れられるとうれしいのですが…」と残念そうに話していました。
「プラネットべこ ならぶんです。」を販売しているバンダイに話を聞きました。
2024年11月から販売を始めた「プラネットべこ ならぶんです。」ですが、惑星をモチーフにしたのは、「星」がどの時代でも変わらず男女ともに人気のモチーフだったからといいます。
開発担当者も、天気のいい日はいつも夜空を眺めるくらい星が好きだそうです。
本体はラメを使ってキラキラと光る星を再現していたり、シッポにはモチーフの天体を付けたりするといった工夫をしています。
太陽、水星、地球、月、土星のモチーフがあり、この5種類にした理由について担当者は、「地球にすむ私たちにとって身近に感じる星であることのほかに、並べて置いたときの色合いや形の面白さを考えて選びました」と説明します。
「プラネット(=惑星)べこ」というネーミングは響きが良かったことと、ラインナップのうち惑星が多いのでシリーズのイメージが伝わりやすいと考え、採用したそうです。
太陽と月は惑星ではないですが、地球に必要不可欠な天体ということでシリーズに入れています。
担当者は「おかげさまで売れ行きはとても好調です。売り切れている店舗の再入荷については未定ですが、べこシリーズの新作が2025年2月から発売中ですのでそちらもぜひチェックしてください」と話しています。
「ガシャポン」は株式会社バンダイの登録商標です。
©BANDAI
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