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小5の娘が作った〝紙袋の財布〟完成度がすごい…動画を見てアレンジ
「素晴らしすぎる」「ロゴの位置にセンス感じた」
紙袋で作った二つ折り財布の完成度が高すぎるーー。SNSで手作り財布を紹介する動画が話題になりました。作ったのは小学5年生の女の子。小さい頃から工作が大好きで、今回はTikTokやYouTubeで作り方動画を見て自分なりにアレンジを加えて完成させたそうです。
「素晴らしすぎる」
話題になったのは、1月下旬にThreadsに投稿された動画です。
二つ折り財布を開くと、小銭入れの部分に「KALDI」の文字が書かれています。なんと、輸入食品などを販売する「カルディコーヒーファーム（KALDI COFFEE FARM）」の紙袋から作られた財布でした。
投稿したHiroさん（＠hirotaaaann）によると、作ったのは小学5年生の長女です。
投稿には、「素晴らしすぎる」「KALDIのロゴを持ってくる位置にセンスを感じた」「その才能を伸ばしてほしい」といったコメントが寄せられ、「いいね」は3.5万を超えました。
「総合的な学習」から興味を持って検索
なぜ紙袋で財布を作ろうと思ったのでしょうか？
Hiroさんの長女に理由を尋ねると、「学校の総合的な学習の時間に『アップサイクル（創造的再利用）』について学んだ」ことがきっかけだったと教えてくれました。アップサイクルとは、いらなくなったものでも捨てずに、別の用途のものに作り替えて新たな価値を与えることです。
長女は「紙袋で何か作れないかな？」と思い、「紙袋 アップサイクル」と検索したそうです。TikTokに紙袋で財布を作る動画があり、「実用的で使ってみたいな。これを作りたい！」と感じたといいます。
さらにYouTubeで詳しい作り方を調べると、紙袋を開いてカッターで財布の形を切り抜き、ボンドで貼ったり、糸で縫ったりする方法が紹介されていました。
参考にした動画はコーヒーチェーン「スターバックス（スタバ）」の紙袋から作っていたため、長女も初めはスタバの紙袋を使い、約2時間かけて財布を作りました。
しかし、「紙質が少しガサガサしていて薄かったので、ツルツルしていて硬いカルディの紙袋を使ってみました」と話します。
カルディの紙袋で作った際は、2度目だったということもあって制作時間は半分に。小銭入れとカード入れの場所や数を変えたり、より簡単にできるようにマグネットホックをボンドで付けたり、動画の作り方をもとにアレンジを加えたといいます。
長女は、「あまり難しくなく、簡単に作れました。完成度は80%ぐらいだと思っています」と話します。
「次に財布を作るときは、紙を補強して壊れにくくしたり、水にも強い加工をしたりしたいです。カード入れも増やしたいと思います」と振り返りました。
娘の作品に母親は
長女は幼い頃から折り紙やビーズ、粘土などの工作が大好きで、現在はミシンを使ったものづくりもしているそうです。
母親のHiroさんは、長女が作った紙袋の財布を見たとき、「『へぇ〜、かわいくできたね。KALDIの文字も小銭入れのところに見えていいじゃん！』くらいの軽い気持ちでした」と笑います。
「いつもリビングで作業しているのですが、なぜか作っているところはあまり見られたくないようで、『見ないで！』と言われてしまいます（笑）。できあがった作品は後ろに隠してニコニコしながら持ってきます」
Hiroさん自身も、長女が幼い頃から裁縫や編み物が好きでよく作っていました。母親の姿を見ていた長女は、4歳の時に自分でフェルトを縫ってポーチを作ったそうです。
「娘が何かに熱中している姿はうれしく思います」と話すHiroさん。Threadsには長女に許可を取って、軽い気持ちでアップしたといいます。「まさかこんなに称賛してくれる方たちがいるなんて、驚きとうれしさでいっぱいでした」
長女は、「Threadsの反応を見て一番にうれしさを感じました。改善ポイントもあるので、また作りたいと思います」と話しています。
小5の娘が作った〝紙袋の財布〟完成度がすごい…動画を見てアレンジ
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