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ウニの水槽だと思ったらクリでした… 水族館のハロウィン展示が秀逸
担当者に話を聞きました
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担当者に話を聞きました
「このウニやけに茶色いな~と思って担当に聞いたところ、栗でした。まさかのウニとクリ同時展示中です」。そんな水族館のSNS投稿が注目を集めています。担当者に話を聞きました。
石油備蓄基地の作業坑を利用して造られた地下水族館「もぐらんぴあ水族館」(岩手県久慈市)。
そのX(旧ツイッター)アカウントが先日、こんな投稿をしました。
「このウニやけに茶色いな~と思って担当に聞いたところ、栗でした。まさかのウニとクリ同時展示中です」
投稿された写真は2枚で、どちらもハロウィン向けに装飾された水槽が写っています。
1枚は本物のウニの水槽ですが、もう1枚の方は水中にクリを沈めた水槽です。
トゲトゲした見た目はそっくりですが、よく見ると色やトゲの長さに違いがあることがわかります。
この投稿に対して、「発想が面白い」「素晴らしい展示」といったコメントが寄せられ、いいねは8000を超えています。
このウニやけに茶色いな~🤔
— もぐらんぴあ水族館(久慈地下水族科学館) (@moguranpiaqua) October 2, 2024
と思って担当に聞いたところ、栗でした🌰
まさかのウニとクリ同時展示中です pic.twitter.com/t19j7h6g69
「山で拾ってきたクリの中身を取って水に沈めた水槽と、ウニの水槽を並べて展示しています」
そう話すのは、展示課の学芸員・宇部匠海さんです。
もぐらんぴあでは31日まで企画展「ハッピーハロウィン!」を開催中。
黒い幽霊のように見える魚「ブラックゴースト」や、体が透けて見える「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」などを展示しています。
気が付けばハロウィン企画展も折り返し🎃
— もぐらんぴあ水族館(久慈地下水族科学館) (@moguranpiaqua) October 16, 2024
水族館の入り口では、お化けのような魚がお出迎え!
よく「ディメ〇ターみたい」と耳にします!
どこに隠れているか探してみてくださいね~!#ブラックゴースト pic.twitter.com/xH3tB1j8vv
地元で獲れるウニとクリを並べたユニークな水槽が話題になったことについて、宇部さんはこう話します。
「生き物ではないクリを展示することについて、担当飼育員は不安があったようですが、反応が良かったのでホッとしていました。秋らしさや久慈らしさを感じてもらえたらうれしいです」
◇
27日には、名物である南部潜りや海女の素潜り実演後に、中学3年生までを対象とした「おかしまき」が予定されているそうです。
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