ネットの話題
解散総選挙ならぬ海産総選挙 石場にしげる海藻類、想いをハラス鮭…
担当者に話を聞きました
ネットの話題
担当者に話を聞きました
解散総選挙のさなか、北海道豊浦町では地元の観光協会が「海産総選挙」を実施中です。日程も総選挙に合わせてあり、期日前投票や、世論調査ならぬ「魚論調査」、選挙公報ならぬ「鮮魚公報」もあります。担当者に話を聞きました。
第3回「海産総選挙」が本日告示され
— 海産総選挙【公式】 (@kaisan_senkyo) October 15, 2024
12日間の選挙戦に入りました🔥
本日公示となりました衆議院選挙同様
皆さまの清き一票🗳️✨を
お待ちしております‼️
▼海産総選挙の詳細はこちらからhttps://t.co/Kf6mOtgU5g#海産総選挙#解散総選挙#海産#解散 pic.twitter.com/7sOAl57udb
総選挙が公示された15日、「第3回北海道豊浦町海産総選挙」が告示されました。
投開票日は総選挙と同じ10月27日で、16~26日に期日前投票も実施。
いずれの投票もwebのみで、住民以外も参加できます。
企画した「噴火湾とようら観光協会」のホームページでは、海産総選挙についてこう説明しています。
「衆議院解散の話が出てから、解散してほしいような、してほしくないような、複雑な気持ちでニュースを追って準備してきました」
そう話すのは、噴火湾とようら観光協会の田中博子さんです。
これまで2017年、2021年の総選挙に合わせて実施してきた海産総選挙。
投票総数は2017年が2454票だったのに対し、2021年は2万5175票と10倍以上に。
話題になった要因の一つに、候補者ポスターの面白さがあります。
第3回となる今回、立候補しているメンバーとキャッチフレーズは以下の通りです。
「前回の毛ガニに代わって、今回はオオズワイガニがカニ界の公認を得て立候補しています。実際にオオズワイガニが大量発生したことを反映しています」と田中さん。
候補者数は前回と同じ8ですが、うち半数が新人です。
各候補のキャッチフレーズは、観光協会の職員や漁協関係者、地元のデザイン会社スタッフたちで考えたそうです。
「結果的にダジャレが多くなっているのはメンバーの年齢構成の影響かもしれません」
ホタテの「貫こう 貝派なくとも ご贔屓に」は、「貝」を含む漢字を並べて構成。
鮭の「3年越しの想いをハラス」の3年は、前回総選挙からの期間だけでなく、鮭が生まれた川に戻ってくるまでの期間が約3年であることもかかっているそうです。
また、投開票日までに、世論調査ならぬ「魚論調査」、選挙公報ならぬ「鮮魚公報」も予定しています。
総選挙に乗っかって町をアピールしようというこの取り組みについて、田中さんはこう話します。
「小さな町ですが海産物も豊富なのでぜひ遊びに来てください。海産総選挙だけでなく、衆議院選挙にも清き1票をぜひよろしくお願いします」
1/9枚