連載
#230 #小山コータローの4コマ劇場
「またですか?」 雷に打たれた患者の〝驚愕〟…医師は極めて冷静
なってないよ
天気の思い出といえば、僕も幼少期は小学生男子ど真ん中だったので、大雨の中傘をささずに帰るというのがマイブームでした。
鍵っ子だったので、家に帰っても一人のことが多かったんですよね。
雨でびしょ濡れ、帰っても誰もいない、襲いくる尿意…ここから導き出される答えは一つなんです。
そう、小学生の僕は大雨の日はもう何食わぬ顔で歩きおしっこをしながら帰宅してたのです。かわいいですね。
そんなことを先日思い出しました。というのも、本業の資格試験を受けて試験会場を出た瞬間、地面と水平に僕の側面を打ちつけるような豪雨だったんです。
会場から駅まで歩いて15分。
豪雨の中を全身びしょ濡れで歩きました。そのまま新幹線に乗ったので、もちろん席に座るわけにはいきません!
なので車両と車両の間のスペースに立ってたのですが、エアコンの吹き出し口の目の前だったのでどんどん体温が奪われて、気がついた時には築地で見知らぬおじさんに3万円で競り落とされていました。
もう大人なので、そんなことになってもおしっこをしようとは思いませんでした。
<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
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