ネットの話題
映画ファンの「需要の塊」洋画好きスタッフ考案、記録スタンプが話題
「映画記録」と「レーダーチャート」の2種類あります
映画を観たとき、スマホやノートに感想をまとめたり、点数をつけたりしたことはありませんか? でも、統一感を持って書けないし、思いがあふれすぎると長く書いてしまって続かない……そんな人に向けた「映画記録スタンプ」がSNSで話題になりました。制作したのは、スタンプメーカーで働く映画好きスタッフでした。
X(旧Twitter)で話題になったのは、スタンプショップ「コロン」が販売する「映画記録スタンプ」です。
種類は「映画記録」と「レーダーチャート」のふたつ。「映画記録」はタイトルや鑑賞日、ひとことレビューなどを書くことができ、「レーダーチャート」は総合、演出、映像、キャスト、物語、音楽の評価ができるようになっています。
サイズは約5cm四方で、スタンプ台は不要。手帳やノートに簡単に押すことができるといいます。
Xでは、「需要の塊」「かわいいし機能的」「スケジュール帳の空いたところに押してメモしてと活用できそう」「最近チケット発券しないで入れるようになったから、こういう手元に残しておける何かがほしい映画ファンは多い気がする」といったコメントが寄せられました。
スタンプを考案したのは、営業企画部に所属する20代の女性スタッフです。これまでに作ってきたスタンプは100種類を超えるといいます。
自身も映画、特に洋画が大好きで、この夏はマーベル・スタジオの最新作「デッドプール&ウルヴァリン」とアクション映画「フォールガイ」に注目しているそうです。
スタンプを作ろうと思ったきっかけについて、「映画の感想をまとめたノートを見たことがあって興味を持ちましたが、面倒くさがりな私にそんな凝ったノートは作れないし続かない。そもそも時間がありません。『だったら楽なのを作ればいいじゃない!』とスタンプを考えました」と振り返ります。
だからこそ、「必要最低限の基本情報と、一言では収まらないレビューを、あえて短く簡潔に書くところ」にこだわりました。
「忙しくて時間がない方でも観た感想をパパッと残せて、いつか見返した時に『あの時はこうだったな~』と、当時の気持ちを思い出してもらえたらと思います」
Xで話題になったことを受けて、「自分がほしいものは、誰かの心にも刺さるんですね。今回コメントをくれた方などの要望を取り入れた作品を作りたいと思います」と喜びます。
いまは「日本酒、ワイン、ウィスキー、ビールといったお酒の記録スタンプを制作中です」と話す女性。
「今後も、いろいろな記録スタンプシリーズを作りたいです。SNSを駆使してショップの知名度を上げたり、文房具イベントに出店していきたいと思います」
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