ネットの話題
鞄に入らない「2連キャンパスノート」 コクヨおすすめの使い方は?
コクヨを取材しました
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ノート2冊分が縦につながった「2連キャンパスノート」が先日、SNS上で注目を集めました。裁断前の商品を販売する理由やオススメの使い方について、コクヨを取材しました。
1975年から販売されている「キャンパスノート」。
糸やとじ具を使わず、背の部分を糊でとめた「無線綴じ」のノートです。
書き心地の良い中紙やバラけにくい背表紙、表紙のデザインなどもアップデートを重ね、現在は5代目となっています。
そんなキャンパスノート2冊が縦につながった「2連キャンパスノート」が先日、SNS上で注目を集めました。
「使い所はないけど欲しい」「縦読み漫画のネーム用?」と話題になったこのノート。
梅田ロフトや京都ロフトなどで、税込み715円で数量限定販売されています。
「キャンパスノートは通常、縦に複数冊分を1ロットとして生産しており、それを裁断することで完成品となります。『2連キャンパスノート』は裁断前の状態です」
そう話すのは、コクヨのグローバルステーショナリー事業本部ダイレクトマーケティング部の佐藤祐子さんです。
もともとは、キャンパスノートを製造している「コクヨ工業滋賀」の工場見学者向けに販売していたこの商品。
ロフトの関係者が工場を見学したことがきっかけで今回、工場以外でも数量限定で販売することになったそうです。
「歌詞カードを書くノートとしてお使いいただいたり、イラストの立ち絵を描くノートとしてご活用いただいたりと、Xのコメント欄で様々な使い方をご提案いただいております」
古典の長文を筆記する際や、歴史学習で年表をまとめる際などに、ページをまたがることなく書けたり、子どもが思う存分ダイナミックな絵を描けたり。
いろんな使い方が考えられるため、購入した人のSNS発信を期待しているといいます。
話題になったことについては、こう話します。
「日用品であるノートは当たり前にある存在なので、生活の中でわざわざ思い出してもらうことは多くありません。今回、皆様にキャンパスノートを想起いただけるきっかけとなり、非常に嬉しく思います」
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