ネットの話題
ヤマハのどら焼き、「ド」「ラ」になってる! ランダムで出現します
誕生の経緯を聞きました
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誕生の経緯を聞きました
国内最大級の総合楽器店「ヤマハ銀座店」のカフェで販売されている「どら焼き」がSNS上で注目を集めています。焼き印のデザインが音符の「ド」と「ラ」になっているのです。ランダムに出現するというこのどら焼きについて取材しました。
話題のどら焼きが販売されているのは、ヤマハ銀座店の1階にあるカフェ「NOTES BY YAMAHA」。
定番は小豆餡&栗甘露煮、白餡&抹茶クリーム、苺餡&バタークリームの3種類ですが、ときどき季節限定の味が登場します。
税込み350円で持ち帰りもできるため、お土産としても好評だそうです。
「楽器メーカーらしく、また、海外からのお客様にも日本らしいものを知っていただけるよう、その名を打楽器の『銅鑼』に由来すると言われる、どら焼きを販売しています」
そう話すのはヤマハの担当者です。
2020年10月のカフェオープン時から販売しているというどら焼き。
もともと焼き印のデザインは、ヤマハの音叉マークのみでした。
楽器の絵柄なども追加できないかと考えていた時、社員から出たのが五線譜の上に音符で「ド」「ラ」を表現するというアイデアだったそうです。
絵柄を増やすのではなく、あえて「ド」「ラ」がランダムで出現するような仕掛けに。
「特別感を演出して『当たりが出たら今日はラッキー!』と思っていただけると、購入時の楽しみが増すのではと考えました」
外国人観光客にも人気で先日、通算販売数3万3333個を達成したというどら焼き。
話題になったことについてはこう話します。
「音符のどら焼きを見て、今、楽器を楽しんでいる方はもちろんのこと、子どものころの習い事や、音楽の授業、部活、バンド活動など、懐かしく音楽の思い出を語っておられる方もいて、うれしく思いました」
どら焼きと一緒に楽器柄のラテアートも楽しめるそうで、「ぜひお気軽にお立ちよりください」とのことでした。
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