ネットの話題
SUPER DRYが「SUPER TRY」に? ラグビーW杯看板
アサヒグループホールディングスを取材しました
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アサヒグループホールディングスを取材しました
ラグビーワールドカップ2023フランス大会のオフィシャルビールである「アサヒスーパードライ」。試合中のグラウンドに電子看板が設置されていますが、「SUPER DRY」ではなく「SUPER TRY」となっています。今日のアルゼンチン戦でも見ることができるという取り組みについて、アサヒグループホールディングスを取材しました。
アサヒビールは2021年、国際統括団体ワールドラグビーと「ワールドワイド・パートナー」契約を締結。
フランス大会ではアサヒスーパードライが大会オフィシャルビールとなっています。
「大会の盛り上げやラグビー日本代表の活躍を応援するとともに、スーパードライを通じて『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』を目指しています」
そう話すのは、アサヒグループホールディングスの広報担当者です。
試合を見ていて目に入ってくるのが、グラウンドの電子看板。
スポンサー名や商品名などが表示される場所ですが、「Asahi SUPER DRY」ではなく「Aaah! SUPER TRY」となっています。
ラグビーのトライにかけた表現のようですが、せっかく自社商品を宣伝できる場なのにどうしてこうなったのでしょうか。
理由について広報担当者は「フランス現地ではアルコール商品のロゴ掲出に規制があるためなんです」と説明します。
現地の法規制を遵守しつつ、スポンサー、オフィシャルビールとして大会を盛り上げるにはどうしたらいいか。
法務の専門家の協力も得ながらグループ内で協議した結果、「Aaah! SUPER TRY」となったそうです。
気づいた人たちから「シャレが効いてて素敵」「苦肉の策?いや遜色ない」といった声が寄せられているこの広告。
反響を受けて「SUPER TRY」の広告を訴求するテレビCMも7日から放送しています。
また、メモリアルデザイン缶がもらえるキャンペーンも実施。
缶は「Aaah! SUPER TRY」となったものと、日本代表選手が描かれたものの2缶セットです。
注目を集めたことについて、広報担当者はこう話します。
「スーパードライは気持ち高まる瞬間に寄り添うブランドです。話題喚起と購入喚起を図り、ラグビー日本代表を応援していきます」
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