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ネットの話題

らぶいず大葉=Love is over? 秀逸ネーミングが話題に

命名の由来について取材しました

こちらが「らぶいず大葉」
こちらが「らぶいず大葉」 出典: 妙高ガーデン提供

目次

 刺身などに添えられている「大葉」。ちょっと変わったネーミングの商品がネット上で注目を集めています。「らぶいず大葉」の命名の由来について取材しました。

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作っているのは妙高市の会社


 妙高ガーデン(新潟県妙高市)が、2006年から販売している「らぶいず大葉」。

 パッケージには「化学農薬を使わず、愛情込めて栽培しました」と書かれています。

 5月中旬にツイッターで紹介されると、そのユニークな商品名が話題に。

 欧陽菲菲さんの名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を思い浮かべてのコメントや、「大葉(オーバー)リアクション」といった反応が寄せられました。

こちらが「らぶいず大葉」
こちらが「らぶいず大葉」 出典: 妙高ガーデン提供

CEOに聞きました


 「大葉など、私どもの商品はメインの食材というわけではございませんが、取り上げていただきありがたい限りです」

 そう話すのは妙高ガーデンのCEO(最高経営責任者)・鈴木謙太さんです。

 鈴木さんによると、命名したのは先代の代表者。

 命名の由来について、資料にはこんな風に書かれているそうです。

 大葉は野菜の中でも脇役であまり目立たない存在ですが、栄養価が高く身体に良い、日本人に欠かせない和のハーブです。

 私たちの商品を買ってくださるのは、主婦の方々が中心です。

 毎日家族のために献立や栄養価を考えながら、疲れているときも苦労して料理をしていらっしやると思いますが、その事が当たり前のように思われることが多いと思います。

 「らぶいず大葉」は、お気づきの通りで、「ラヴ・イズ・オーヴァー」という欧陽菲菲さんの有名な唄をイメージし、「愛情込めて作った大葉」という製品のコンセプトをかけたものです。

 あえて、「らぶいず」をひらがなにすることで、柔らかいお母さんのようなイメージと、ばっと見が漢字の「大葉」が強調されていることにより、すぐには気付かれないように工夫しました。

 大葉は「ツマもの」と呼ばれています。日頃あまり主張しない野菜ではありますが、たまには「ツマ(妻)も大事にしてください」(笑)
栽培されている大葉
栽培されている大葉 出典: 妙高ガーデン提供

「金曜日のツマたちへ」も検討


 「金曜日のツマたちへ」という案もあったものの、取引先からの反対もあって現在の名前になった「らぶいず大葉」。

 スーパーやレストラン向けだけでなく、妙高市のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

 話題になったことを受けて、鈴木さんはこう話します。

 「当社商品は化学農薬不使用のため、洗浄せずお使いいただけます。それにより香り成分を多く残すことができ、お食事に華を添えるお手伝いができると思います。今後も当社製品をご愛顧のほど、よろしくお願いいたします」

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