連載
#136 #小山コータローの４コマ劇場
「木に引っかかってとれない！」少年の泣き声、上を向いて見えたのは
…いた！
どうして…。漫画家・小山コータローさん（@MG_kotaro）が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る４コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
【↓↓↓過去の作品はこちら↓↓↓】
「ヒーロー」
やるせないオリンピック
たびたびツイッターでも話題になるギャグ漫画作家の小山さん。小山さんに「とれなかった経験」を聞いてみました。
とれなかった経験…もちろんあります。
普段のギャグ漫画っぷりを見ていると「きっと賢い人なんだろうな」「この作風は、きっと高学歴なんだろうなぁ」と思っている輩も多いと思いますが、実は高卒です。
そして、基本的には頭がよくありません。
高1で受けた英検3級、もちろん取れませんでしたし、8点でした。
大人になってから仕事で必要な「毒物劇物取扱責任者」の試験を受け、年に1回受けることができるのですが3回連続で取れませんでした。
全日本資格取れない甲子園だったら「小山コータロー 3年連続（3回目）」の表記が載っていると思います。
正直、年々勉強の時間は減っていき、4回目の年にはほぼ無勉強で挑み、なんの手応えもないままなぜか合格していたのです。
世界一やるせないオリンピックでした。
最近、唯一取れたものといえば歯の詰め物です。欲しい資格はなかなか取れないのに、ずっといて欲しかった歯の詰め物はチャーハン一口目で取れてしまう、いやな世の中になりましたね！
＜こやま・こーたろー＞
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日４コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」（扶桑社）発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro。
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「木に引っかかってとれない！」少年の泣き声、上を向いて見えたのは
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