MENU CLOSE

連載

#14 特別じゃない日

「やだわ~」に怒ったおじいちゃん 言葉の意味を教わり照れちゃった

 

漫画「女子トーク」の一場面。おばあちゃんの「やだわ」で不機嫌になりますが……
漫画「女子トーク」の一場面。おばあちゃんの「やだわ」で不機嫌になりますが…… 出典: 稲空穂さん提供

目次

 「特別じゃない日」をテーマにした単行本が発売された漫画家・稲空穂さん。ツイッターで発表して注目を集めた漫画「女子トーク」に込めた思いを聞きました。

◆「医療機器」に起こったパラダイムシフト 「次世代CT」15年にわたる研究の軌跡(PR)◆
漫画「女子トーク」
漫画「女子トーク」 出典: 稲空穂さん提供

漫画のあらすじ


 孫娘「これ、おばあちゃん? やだかわいい~」

 おばあさん「やだなの?」

 孫娘「かわいすぎるって意味!」

 おばあさんは、孫娘と一緒に昔のアルバムを見て盛り上がっています。

 おじいさんの写真が少ないことをぼやくと、孫娘が「これが私の一押しおじいちゃん!」と、スマホで撮影した写真を見せてくれました。

 それを見たおばあさんは「やだわ こんなおじいちゃん!」と言います。

 すると、ちょうど帰ってきたおじいさんが「やだとはなんだ」「俺の写真なんて撮るからだ」と不機嫌になってしまいました。

 孫が撮った写真は、ハンバーガーを食べながらピースしているおじいさん。

 おばあさんは気にせず、「やだもう これなんてピースしてくれてるわ やだわ~」とニコニコしています。

 「『やだー かわいー』って意味だからね、おじいちゃん」

 そう説明する孫に、おじいさんは照れて黙ってしまうのでした。

作者・稲空穂さんからのメッセージ


 こちらのお話は単行本「特別じゃない日」の1巻発売後、ツイッターにて「特別じゃない日の幸せ体験談」として読者の皆様に募集したエピソードの中のひとつになります。

 ご投稿いただいたのはyae_fto様で、お父様のかわいらしい勘違いのエピソードです。


 お母様がお父様の若い頃の写真を見て、かわいいという意味合いで「やだこれー」と言っていたところ、お父様が「やだとはなんだ!」と怒ってしまったそうです。

 その後、お母様に「『やだ』はかわいいって意味よ」となだめられてしまう、というなんともほっこりエピソードでした。

 個人的なエピソードとしては、自分が子どもの頃に覚えたての言葉(特に小難しいかっこいい響きのもの)を無駄に使いたがり、「使い方、間違ってるよ」と親に指摘されたことを思い出しました。

 今思うと恥ずかしいですが、楽しい思い出です。

    ◇

 〈稲空穂=いな・そらほ〉 静岡県出身・在住の漫画家。会社員を経て2017年に「おとぎ話バトルロワイヤル」(KADOKAWA)でデビューし、「特別じゃない日」で日常をテーマにした作品に挑戦中。老夫婦や女子高校生、主婦、バイトの青年……それぞれの小さな幸せがつながっていく物語を描いていて、実業之日本社から第1集が書籍化され、7月に第2集「特別じゃない日 猫とご近所さん」が発売された。Twitterアカウントは@ina_nanana

 withnewsでは原則隔週水曜日に、稲さんの漫画とともに作品に込めたメッセージについてのコラムを配信しています。

【過去の作品はこちら】

特別じゃない日

連載 特別じゃない日

その他の連載コンテンツ その他の連載コンテンツ

全連載一覧から探す。 全連載一覧から探す。

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます