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連載

#5 ウクライナ情勢 10代の疑問

ロシアが軍事侵攻を選んだ理由「正直わかりません」 18歳の疑問に

クリミア半島の成功体験

目次

日々、事態が刻々と変化するウクライナ情勢。10代から「そもそも」の疑問を募ると、実は見落としていたかもしれない根本的な疑問が集まりました。「なぜ軍事侵攻という手段に出たのか」。元モスクワ支局長の、駒木明義論説委員が答えます。

「カッコいい年のとり方」を考えたら、見えにくいモノが見えてきた(PR)

なぜ「短絡的」な軍事侵攻を?

なぜプーチン大統領は軍事侵攻という短絡的な手段に出てしまったのでしょうか。賛否両論ありながらも、強くて理性的な指導者として一定の人気があったプーチン大統領がどうしてこんな短絡的な手段に出てしまったんだろうか、と思ってしまいます。現代で古典的な戦争が起こるとは考えてもいなかったです。(この春高校を卒業した18歳、柴田海周さん)

正直わかりません

正直わかりません。冷静に考えればこんなアホな判断はしないはずです。

ただ、ひとつ言えるのは、うまくいくと思っていたのだと思います。

2014年にロシアはウクライナの一部であるクリミア半島を占領しました。そのときはたいした抵抗を受けず、ウクライナ軍は無血開城しました。中にはロシア側に寝返ったウクライナ兵もいたほどです。その成功体験がありました。

コロナ禍が影響?

また、プーチン大統領は「ロシア人はウクライナと一緒になりたいと思っている。ウクライナ人もそう思っているはずだ」と見誤りました。「ロシアと一緒になりたいウクライナ人のために、自分は『正しい状態』に戻そうとしている。そしてウクライナ人もそれを望んでいる」と思ってしまったのだと考えられます。

なぜそういう誤解がなぜ起きたか。考えられる理由の一つがコロナです。

コロナ禍で誰とも会わず、一人でうじうじ考えているうちにおかしな考えで支配されたんじゃないかという気がしています。

ウクライナ情勢10代の疑問
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