ネットの話題
ハンカチ拾って渡したらプロポーズ? まさかの婚姻届デザインが話題
好きな人に拾ってもらうとプロポーズになるハンカチです。
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好きな人に拾ってもらうとプロポーズになるハンカチです。
好きな人に拾ってもらうとプロポーズになるハンカチです――。そんなアイデア作品がツイッターで注目を集めています。商品化に向けて動き出した作者に話を聞きました。
8月29日、こんなツイートが投稿されました。
「婚姻届のハンカチをつくりました 好きな人に拾ってもらうとプロポーズになる」
添付された画像にはハンカチが写っていて、広げてみると婚姻届のデザインがそのままプリントされています。
意中の人の目の前でわざとこのハンカチを落とせば、拾って渡された瞬間がプロポーズになる、ということのようです。
この投稿に対して、「これ欲しいんですけど」「全然興味ない人だったら恐怖」といったコメントが寄せられ、いいねは3万を超えています。
婚姻届のハンカチをつくりました
— 山 (@___montagne) August 29, 2021
好きな人に拾ってもらうとプロポーズになる pic.twitter.com/8UECKQtDqA
作者はツイッターアカウント「山(@___montagne)」の山月智浩さん。
京都芸術大学の空間演出デザイン学科を卒業後、4月から大手通販会社で働いています。
「新人研修の中で『商品企画をやってみよう』というお題が出されて、その時に作ったものです」
山月さんがテーマとして考えたのは「アイツを振り向かせたい!」。
好きな人に振り向いてもらえるような4商品を提案。うち3つについては実物も制作しました。
そのうちの1つが婚姻届のハンカチです。
実用性よりもユーモアや可愛らしさを意識しながら頭をひねることに。
気持ちが実る瞬間について考えていたら、「正式に認められるのは婚姻届を出した時か」と思い、その両方を一緒にできないかとひらめいたそうです。
そこで出てきたのが、漫画などで見かけるハンカチを拾う出会いのシーンと、婚姻届を組み合わせるというアイデアでした。
ツイッターで発表すると商品化を望む声が寄せられたことから、本格的に検討を開始。
生産や流通、販売といった一連の流れを知ることで、通販会社での業務にも役立つはず、という思いもあるそうです。
「学生時代にジェンダー問題について取り組んだこともあり、今回は自分の熱量を生かして企画しました。誰かの『好き』という気持ちに寄り添って、応援できるようなアイデアをこれからも出していきたいです」
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