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「ダダダダダダダ」って銃撃戦? くちばし打ち鳴らすハシビロコウ
ハシビロコウがくちばしを打ち鳴らす動画が注目を集めています。
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ハシビロコウがくちばしを打ち鳴らす動画が注目を集めています。
「動かない鳥」として知られるハシビロコウ。そんな鳥が飼育員に向かって近づきながら、くちばしを打ち鳴らす動画が注目を集めています。その音がまるで銃撃戦のように聞こえるのです。
動画を投稿したのは、松江フォーゲルパークのツイッターアカウント。
島根県松江市にある花と鳥のテーマパークです。
17秒の動画には、こんな文章が添えられています。
突如、銃撃戦が始まったかのような音が鳴り響きますが、ハシビロコウのクラッタリングです。くちばしを打ち鳴らして音を出す、彼らのコミュニケーション方法です。
— 松江フォーゲルパーク (@matsuevogelpark) May 29, 2021
撮影しているスタッフに挨拶をしているようです。#ハシビロコウ #クラッタリング #フドウ #松江フォーゲルパーク pic.twitter.com/oYLqmzMkL6
カメラを構えた飼育員に向かって、ゆっくりと近づいてくるハシビロコウのフドウ(オス)。
展示施設の屋外から屋内に入ったあたりで、「ダダダダダダダダ」と銃撃戦のような音が響きます。
いったい何の音かと思いきや、フドウのくちばしを見ると、小刻みに動かして打ち鳴らしていることがわかります。
この投稿に対して、「思った以上に銃撃戦の音だった」「世界中の銃声がクラッタリングにかわりますように」といったコメントが寄せられ、再生回数は50万回、いいねは4万を超えています。
「この動画は4月上旬に飼育員が撮影したものです」と話すのは、営業・企画課の山田篤さん。
動画を受け取って投稿したツイッター担当者です。
撮影したのは、ちょうど夕ごはんのタイミングで、飼育員の姿に気づいた時のことだったそうです。
「クラッタリングは求愛や威嚇など、コミュニケーションのために使われます。いつもの飼育員に気づいてあいさつをしていたようです」
山田さんが頻繁に顔を出している時は、同じようにクラッタリングしてくれますが、しばらく間が空くと顔を忘れるのか、してくれないといいます。
動画が話題になったことについては、こう話します。
「期待はしていましたが、思った以上の反響でした。飼育員が来たタイミングでやってくれる可能性があるので、ぜひ張り付いて観察してください」
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