人は時として、何かを妄信するあまり、違和感に気づけないことがあるかもしれません……。漫画家・小山コータローさん（@MG_kotaro）が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る４コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。

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４コマ漫画「タイムイズマネー」

小山コータローさんの４コマ漫画「タイムイズマネー」

「なぜこんなことに？」から始まる４コマ

「武器がひとつしかない男」や「限定しりとり」などの漫画で、たびたびツイッターでも話題になっている小山さん。ユニークでトリッキーな４コマ漫画を思いつく瞬間について聞きました。

 

ほぼ毎日4コマを描いてると、すぐ思いつく日もあれば、まったく思い付かず発想の絞りカスを集めては、それをさも4コマかのように振舞う日もあります。

そんな時は「1コマ目に謎の人物に謎のポーズで謎の表情をさせてみる」という荒療治をやります。

「この人はなぜこんなことに？」という大喜利のお題を無理やり作るわけです。

そこから絞り汁を塗りたくって4つのコマを埋めていき、哲学的なタイトルをつければ、なんかそれっぽくなる…そんな詐欺師の手口を使ってここまできました。
 

＜こやま・こーたろー＞
　漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日４コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。8月末に初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」（扶桑社）を発売予定。Twitterアカウントは@MG_kotaro。

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　漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週１回（月曜日）、withnewsで配信していきます。

「なぜこんなことに？」首に巻かれた「時計」が意味するのは…４コマ

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