ネットの話題
「食欲そそる麺タオル」のパンチ力「一番幸せな瞬間、落とし込んだ」
リアルすぎて「脳が混乱する」
ほかほかのラーメンやそばを箸ですくい上げた「あの瞬間」を再現した「タオル」が話題です。2杯の丼ぶりを麺でつないだデザインで、麺の部分を首にかけると両側のリアルな丼ぶりをアピールすることができます。麺だけに「もちろん綿100%」というギャグがかすむほどの見た目のパンチ力に、「面白い」「リアルすぎて脳が混乱する」と話題になっています。開発したフェリシモに聞きました。
販売されている「食欲そそる麺タオル」は、豚骨ラーメン、きつねうどん、天ぷらそばの3種類。3月12日から同社のオンラインショップなどで販売されています。
オンラインショップでは、「麺タオル」を首からかけながら、カレーうどんを食べる女性の写真も掲載。ツイッターでは「コーヒー吹いた」「どこを見ていいかわからんくてウケる」という声や、リアルなプリントに「脳が混乱する」などのコメントが投稿されています。
一体どのように「麺タオル」は誕生したのでしょうか。フェリシモの広報担当者に聞きました。
「食欲そそる麺タオル」が生まれたのは、「和食」をテーマにした商品を企画しているときでした。和食の中でもうどんやそば、日本で独自に発展したラーメンも加え、人気の高い「麺類」をテーマに商品が考えられたといいます。
「商品を企画した担当者は、以前から麺の食品サンプルが気になっていたようです。パスタをフォークで持ち上げている状態のサンプル見て、麺を持ち上げたこの時が一番幸せな瞬間なのだと感じたようです」
「そのイメージを表現するように、タオルに落とし込んだ」といいます。なぜタオルだったかについては、広報担当者は「その理由は推測になってしまうのですが、麺類を食べるときに汁が飛ぶこともあるので、それを防いだり拭いたりする用途からも結びついたのでは」と話します。
商品化する際には、洗面台のタオルハンガーにかけた時や首からかけた時の見え方、かけやすさなどにもこだわって開発されたといいます。
「食欲そそる麺タオル」はそんな同社の社内でも、「面白い」と評判だったそう。広報担当者は「社内では普段から、企画する商品への意見を聞き合う文化があります。私も最初見たとき、デザインのインパクトに笑ってしまいましたが、汁ハネ防止にもなるのですごくいいなと思いました」。
話題になったことについては、担当者も喜んでいるそうです。
「洗面台のタオルハンガーにかけて、ご家族やご友人などに、ネタをしかけるように使ってもらえたらうれしいです。日常生活にユーモアや笑いが生まれたら、ブランドや商品を担当する物としても本望です」
「食欲そそる麺タオル」は1枚1,550円(税抜)。毎月1種類届く定期便の商品で、どの種類が届くかはお楽しみだそうです。
1/15枚