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ネットの話題

眼科検査の「気球」になったつもりで… 視点変えたイラストが話題に

あの「気球」の人からは、こう見えていたのか。

おなじみの気球(左)と、気球側から見たイラスト(右)
おなじみの気球(左)と、気球側から見たイラスト(右) 出典: パントビスコさん提供

目次

 眼科に通ったことがある人なら、ほとんどが知っている検査機器の中に写る「気球」。その気球に乗った人の視点から描かれたイラストが、ツイッター上で注目を集めています。「物事には必ず裏と表がある」と話す作者に聞きました。

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おなじみの気球のイラスト
おなじみの気球のイラスト 出典: パントビスコさん提供
気球側から見たらこんな風に見えているかも
気球側から見たらこんな風に見えているかも 出典: パントビスコさん提供

気球側から見た光景


 先月25日に、「眼科検査の気球側から見た光景」というタイトルでツイッター投稿された2枚のイラスト。

 1枚は、目の状態を測る機器の中に見える「気球」の景色が描かれています。

 もう1枚は、気球に乗った人の視点で描かれたイラストで、空中に浮かんだ黒い丸の中に目玉が写っています。

 この投稿に対して、「気球をのぞく時、気球もまたこちらをのぞいているのだ」「気球からしたら恐怖しかない」といったコメントが寄せられ、リツイートは8万、いいねは35万を超えています。

作者に聞きました


 作者はマルチクリエーターのパントビスコさん。インスタグラムでの作品投稿が話題となりフォロワーは約54万人、ツイッターのフォロワーは4万を超えています。

 今回のイラストを描いたきっかけについては、こう説明します。

 「毎年受けている健康診断の際に使用される例の気球を見た際に、ふと『気球側の人からはどう見えるのだろうか?』と気になって描きました」

 気球と、その逆サイドにある目玉の中間あたりの道路上に自分が立っているという視点で描いたというイラスト。道路や草原のデザインや色が微妙に異なっている点もこだわりがあるそうです。

 「気球よりも寄ったサイズで見せたかったからです。より目玉にフォーカスしてもらうために、草の描写を削除したり色を減らしたりしています」

パントビスコさん
パントビスコさん 出典: 提供写真
パントビスコさんの作品
パントビスコさんの作品 出典: パントビスコさん提供

物事には必ず裏と表がある


 イラストに込めた思いは、「物事には必ず裏と表があり、見えていない部分を想像すると意外と面白い発見があるかも」。

 普段から作品を手がけるにあたって、パントビスコさんが大切にしているコンセプトだといいます。

 自身の過去最高のいいね数は、インスタグラムでの16万でしたが、今回はツイッターでその2倍以上に。

 「インスタグラムのフォロワー54万人に対し、ツイッターは4万人。にもかかわらず、このような結果になり、リツイート機能の爆発力を思い知りました」

 話題になったことについては、こう話します。

 「インスタグラムではここ2000日間、1日も休まず今回のような作品を毎日3作品ずつ投稿しています。インスタグラムの方に力を入れていますので、ぜひそちらのフォロワーをお待ちしています」

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