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#4 #小山コータローの妄想キーワード

違う!そうじゃない! 「妄想」で解説する漫画「インフルエンサー」

ずっと何かと勘違いしてない……?

小山コータローさんの「妄想インフルエンサー」
小山コータローさんの「妄想インフルエンサー」
漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が、昨今よく耳にする物事を、4コマ漫画とコラムで解説します。あっ、真面目に受け取らないでください。だって、全部彼の「妄想」なのですから。本当の意味には、たぶんかすりもしていません。だけど、エキセントリックでちょっと理不尽な展開で、新しい発想に出会えるかも……。全身の力が抜けるのを感じたら、そこは小山ワールドです。
小山コータローの妄想キーワード

小山コータローの「妄想インフルエンサー」

小山コータローさんの「妄想インフルエンサー」
小山コータローさんの「妄想インフルエンサー」
「インフルエンサー」

これ、僕知ってますよ。これはだってもう、どう考えても「お熱ヒーロー」ですよね。

体力がかなり削られた状態で現れるヒーローですけど、敵にしてみたら嫌ですよね。敵は悪の組織の福利厚生でワクチン打ってるとはいえ、100%うつらない保証はないですもんね。インフルエンサーには水分とって家で休んでいてほしいですよ。

敵なんてだいたいみんな一人暮らしだし、家帰って「なんか身体の節々痛いな…」と思って熱測ったら39度ですよ。元々顔が紫なので体調不良もわかりにくいんですね。

敵なんてだいたいみんな生活拠点が洞穴ですから、当然電波も入らないので友達に「緊急、ポカリとおかゆ」といったLINEも送れません。実家(埼玉)から出るんじゃなかったと後悔することでしょう。
ある意味、会ったあとがヒーローの攻撃なのかもしれませんね。

でもお熱ヒーローインフルエンサーだって楽な仕事じゃないんですよ。タイミングよく発症させる情熱、ワクチンへの強い憧れ、襲われてる子どもをなんとか救い出す根性、これらをすべて行った結果、その子のクラスが学級閉鎖ですよ。

敵以外にもうつりますからね。しかたないですよね。

ここで1つ問題が出てきます。こんなに辛いヒーローなら、すぐにやめてしまうのではないでしょうか?また、抗体ができてしまったらもう2度と変身できないのではないでしょうか?

2つありましたね。

解決策は簡単です。仲間を作るのです。仲間を作れば、ギャラは折半になりますが、お互い支え合い、助け合っていけるはずなのです。

そうなれば戦隊モノとして人気が出るかもしれません。「不調戦隊インフルエンサー」の誕生ですよ。

インフルレッドは、正義に熱く、体温的にも熱い男としてリーダーシップを発揮していきます。

打身(うちみ)ブルーは、家具の角に頻繁にスネをぶつけているのでスピードこそありませんが、青痣を作りながらも「痛いィィ!!」と叫ぶ声が超音波となり敵を倒しますし、同時に自分もうずくまります。

立ちくらみグリーンは、低血圧なので頻繁に立ちくらみがあります。その度、気持ちを落ち着かせるために遠くの森を見ています。小鳥のさえずりがとても心地が良いですね。

最後は顔パープルです。吐きそうです。

そんなヒーローたちは今日も、博士(主治医)の待つ秘密基地(診察室)へと帰っていくのでした。

<こやま・こーたろー>
 漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。Twitterアカウントは@MG_kotaro

   ◇

 漫画家・小山コータローさんが「妄想」で話題のキーワードを解説する連載「#小山コータローの妄想キーワード」は、withnewsで原則隔週月曜日に配信していきます。
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