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タニタ本社に「地獄道」! 阿鼻叫喚の8ステップ、何のため作った?

体重計などで知られるタニタ。そんな会社のツイッターアカウントがつぶやいた「健康小径」が注目を集めています。

タニタ本社にある「健康小径」の一部
タニタ本社にある「健康小径」の一部 出典: タニタ提供

目次

【ネットの話題、ファクトチェック】

 体重計などで知られるタニタ。そんな会社のツイッターアカウントがつぶやいた「健康小径」が注目を集めています。本社敷地内にある石が敷き詰められた道のことで、あの手この手で足裏のツボを刺激。しかも、一般向けにも開放しているそうです。何のために設置したのか? 広報担当者に聞きました。

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手前に見えるのが「健康小径」のスタート地点=2016年撮影
手前に見えるのが「健康小径」のスタート地点=2016年撮影

#タニタヘルスロードで連続投稿


 先月22日、「スタートはこんなにポップな感じ」というツイートを皮切りに、タニタの公式アカウントが「健康小径」を紹介する画像を「#タニタヘルスロード」をつけて連続投稿しました。

【ステップ1.ヘルスプレリュード】軽いマッサージ程度
【ステップ2.ヘルスアンドイタキモチイイ】ほどよく痛気持ちいい。血行も促進されるっぽい
【ステップ3.ヘルシングカーブ】若干突起が鋭利に。ここまでは我慢できる
【ステップ4.ゴートゥーヘル】阿鼻叫喚の針山地獄。かつてこの部分を歩ききった人間は数名しかおらず、達成した者は「不老不死になれる」とまで言われた
【ステップ5.やすらぎロード】痛みからのリハビリゾーン。クールダウンをしましょう
【ステップ6.気持ストーンロード】油断しているところに若干ゴツめな石が連続しますが、さっきに比べたらマシ。マッサージゾーン
【ステップ7.ジャリーレイクロード】砂浜を歩いている感じ。リラックスゾーン
【ステップ8.やわらか芝ロード】ふにふにして気持ちいい素材っぽい。達成感と共に邪念も解き放ったことに気づく天国への道
画像はいずれもタニタ提供
画像はいずれもタニタ提供


 そして、最後はこう締めくくっています。

 タニタヘルスロードは、『健康小径』という名前でタニタ本社ふれあい広場手前にありますので、本社にお立ち寄りの際はぜひ健康になるために歩いてみてください。※自己判断でお願い致します。

何のために作ったの?


 これらの投稿に対し、「行ってみたい」「完全にヘルスじゃなくヘルロード(地獄の道)」といった声や、実際に足を運んで「4人中2人がヘルスロードに倒れました」といったコメントが寄せられています。

 なぜ、本社敷地内にこのような小径をつくったのか? タニタの広報担当者に話を聞きました。

 ――いつごろ設置したのでしょうか

 「1990年から設置されています」

 ――設置した理由は

 「タニタでは、1990年に減量指導施設『ベストウェイトセンター』を開設しました。食事・運動・医療面から『適正体重=ベストウェイト』になるためのサポートをするもので、そのトレーニング施設としてウオーキングに利用できる1周55mの『トレーニングロード』と、足裏のツボを刺激する『健康小径』を設置しました。足の裏は『第二の心臓』と言われ、健康状態と深いつながりがあります。健康増進に役立つアクティビティーとすることが狙いでした」

東京都板橋区にあるタニタ本社=2016年撮影
東京都板橋区にあるタニタ本社=2016年撮影

利用する際の注意点は


 ――敷地内に公園があるんですか

 「公園ではなく弊社私有地で、工場の跡地です。現在は『ふれあい広場』として一般に開放しています。平日の利用時間は8時~19時、土・日・祝日は10時~18時で、日没後はご遠慮いただいています」

 ――利用する際は、どこかに連絡が必要ですか

 「利用時間などルールを守っていただければ、特に連絡などは必要ありません」

 ――社員の方と一般の方、どちらの方が多く利用されていますか

 「一般の方が利用されるケースの方が多いです」

 ――健康小径のここに注目という点があれば

 「序盤はやさしめなのですが、中盤から難易度が上がり、グイグイ攻めてきます。弊社の社員でも完走できる者はそう多くありません。ぜひチャレンジしてみてください」

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