閉

閉

これフカボリしてほしい

リクエストする

閉

2017年03月06日

褒められても素直に喜べない… 「心に言葉の保存箱を」漫画家の願い

  • 26024

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

出典: 大塚みちこさんのツイッターより

【ネットの話題、ファクトチェック】

 「私、ほめてもらえても受け止められへんねん 自分に自信ないから」。そんな考え方をやめた女性がいます。その時の思いを漫画に描いてツイッターに投稿したところ、多くの反響が寄せられ、リツイートは6万9千を超えています。作者である女性漫画家に話を聞きました。

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

出典: 大塚みちこさんのツイッターより

こんな漫画です


 2月27日にツイッター投稿された4ページの漫画。登場するのは作者である女性漫画家と、高校時代に部活の後輩だったMちゃんの2人です。

 褒められても受け止められないという作者。「せっかくほめてくれてんのに自信のなさが上回って 自分で上書きしちゃうのよ」と話していると、Mちゃんが突然「先輩の手 めっちゃキレイですね」と言いました。

 そしてこう続けます。

 「人ってね 自分の欠点は見つけられるのに 自分のいい所は自分で気づけないんですよ」

 「だから私ね 人にほめてもらえたことは ありがとうって言って 全部受け止めるようにしてるんです」

 「自分も知らない自分の魅力を客観的に見た人がわざわざ教えてくれてるんですから そういう自分を知ってた方が適材適所! 生きやすくなりますっ!」

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

出典: 大塚みちこさんのツイッターより

ツイッターで話題に


 これまでそうした褒め言葉を受け止めることができなかった作者は、こう思ったそうです。

 「せっかくほめてくれたことも 何も私の中にのこってないのよ もらった言葉を保存する箱が私の中になかったからやね」

 そして2人は「箱作りましょ」「箱作るわ」と言って、互いにかけあった言葉を箱の中にしまったそうです。

 この漫画に対して、「ずっと自分がモヤモヤしていたことがスッキリした」「褒められたことを喜んでいいんだと思えました」「出来そうで出来なくて、でも大切なこと」といった反応が寄せられ、リツイートは6万9千、いいねは10万を超えています。

 描いた漫画家はどんな人なのか? 大塚みちこさんに話を聞きました。

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

出典: 大塚みちこさんのツイッターより

作者はこんな人


 「私にとって絵を描くことは『生きるためのサイクル』の一つ。寝たり食べたりするのと同じくらい、それをしないと生きていけないことなんです」

 10年ほど前、イラストレーターになろうと大阪から上京。出版社などに売り込んだものの、「お金のために絵を描く」ということに違和感があったそうです。自分にとって絵を仕事にすることが難しいことを知り、いったん描くことを『趣味』にして、小学校の学童保育指導員に。

 「子どもたちと関わる毎日があまりにも楽しくて。今感じているこの気持ちは、放っておいたら流れていってしまう。描いて残しておきたい」

 そう思って再び漫画を描き始め、出版社に持ち込みに行ったところ連載が決まり、7年間務めた指導員を辞めることに。

 「自分にとってどちらも大事で、どちらも片手間では出来ないことでした。でも、子どもたちにもらったチャンス。ここで一度本腰を入れて漫画を描いてみようと思ったんです」

 今回の漫画がツイッターで注目を集めたことで、仕事に関する話もいくつか寄せられているといいます。

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画

出典: 大塚みちこさんのツイッターより


 「見えないものって、なくしてしまいやすいんですよね。でも『心にとどめる』って言葉じゃわかりにくいので、『心の中に箱を用意する』の方がイメージしやすいなあって思って。見えないものと戦うのって、しんどいじゃないですか」

 漫画に対して「これが出来たら苦労しない」「どうせ社交辞令じゃん」「そもそも箱の作り方がわからない」といった声も寄せられているといいます。

 「まずは作ってみてほしい。そうすることで初めて見えてくることがあるかもしれません」

褒められても素直に喜べない… 「心に言葉の保存箱を」漫画家の願い
前へ
褒められても素直に喜べない…そんな思いを描いた漫画
次へ
出典:大塚みちこさんのツイッターより
1/21
前へ
次へ

あわせて読みたい

社畜が輝く、親子の絆! ブラック企業での苦労が報われる漫画に反響
社畜が輝く、親子の絆! ブラック企業での苦労が報われる漫画に反響
六花亭が『いつものアレ』発売 どんな菓子なの?商品名の由来は?
六花亭が『いつものアレ』発売 どんな菓子なの?商品名の由来は?
完璧過ぎる「宝塚系男子」 殻を破って見つけた「キラキラな世界」
完璧過ぎる「宝塚系男子」 殻を破って見つけた「キラキラな世界」
「アレもコレも…」ホントに“自分”にしかでき...
「アレもコレも…」ホントに“自分”にしかでき...
カラダづくりを科学で見直そう 『正しい体幹トレーニング』
カラダづくりを科学で見直そう 『正しい体幹トレーニング』
PR
“王者”に君臨し続ける理由…「兵庫県産山田錦」
“王者”に君臨し続ける理由…「兵庫県産山田錦」
PR
「間違った投票をしたくない」は正しい? 選挙に行かない若者の言い分
「間違った投票をしたくない」は正しい? 選挙に行かない若者の言い分
解散総選挙「衆院だけ」にある理由 最も強...
解散総選挙「衆院だけ」にある理由 最も強...
政治家の不倫、本音では…「熱心な投稿」から...
政治家の不倫、本音では…「熱心な投稿」から...
ベーシック・インカムって何? 働く人が「損」にならない理由
ベーシック・インカムって何? 働く人が「損」にならない理由
「韓国は恥ずかしい国」と言われ…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く
「韓国は恥ずかしい国」と言われ…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く
夫婦別姓で暮らしたい 国会議員に「手紙作戦」で訴える事実婚女性
夫婦別姓で暮らしたい 国会議員に「手紙作戦」で訴える事実婚女性

人気

もっと見る