話題
なぜドコモが? 成田空港に『スマホ用トイレットペーパー』設置
TTドコモが「トイレの使い方」に関する動画を公開しました。
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TTドコモが「トイレの使い方」に関する動画を公開しました。
NTTドコモが「トイレの使い方」に関する動画を公開しました。和式と洋式の違いや、おしりの拭き方、洗浄シャワーの使い方などをユーモラスに解説した後、スマホ専用トイレットペーパーが登場。実際に成田空港のトイレに設置されているそうです。いったい何のためにドコモはこうしたものを作ったのか? 担当者に話を聞きました。
16日にYouTubeに公開された動画のタイトルは「HOW TO USE TOILETS in JAPAN. ―日本のトイレの使い方―」です。
和式便座の使い方については、前から拭くのが「エレファントスタイル」、後ろから拭くのが「ホーステールスタイル」だと紹介。
洗浄シャワーについては「手を洗うためのシャワーではありません」と注意を呼びかけた上で、円を描くように腰を動かす「トルネード型」、前後に動かす「グラインド型」、上に浮かす「フローティング型」、四股を踏むように動く「相撲型」があると解説しています。
使い方の説明が終わると、スマホ専用トイレットペーパーが登場。紙には英語で文章が書かれていますが、画面を拭いた後は通常のトイレットペーパーと同じように水に流せるようです。
ネット上で「シュール過ぎるだろ」「ぜひ羽田空港にも設置を」といった声が上がっているこの動画。どんな狙いがあって制作されたのでしょうか? NTTドコモのプロモーション部の担当者に話を聞きました。
――企画のきっかけを教えてください
「インバウンド需要が高まるなか、外国人が日本に到着して一番最初に立ち寄る場所であるトイレで、ドコモ及びドコモのサービスをチャーミングにお伝えしたいと考えました」
――スマホ専用トイレットペーパーを設置した理由は
「ドコモ流のおもてなしとして、トイレ7カ所に86個設置しています。日本での滞在をより快適に過ごしていただくために、ドコモが提供するWi-Fiサービスや翻訳サービスなどに対応した旅行情報アプリの情報をプリントしているので、世界に向けてドコモが提供するサービスをアピールができると考えました」
――なぜトイレだったのでしょうか?
「到着して一番最初に立ち寄る場所であるという点もありますが、世界からみると『日本のトイレは進んでいる』といわれていて、日本のトイレの先進性やキレイさに驚く記事や動画がたくさんあります。そんな中、今回のスマホ専用トイレットペーパーを訴求することで、多くの方の目に触れると考えました」
――制作する上で工夫した点は
「動画を見ていただいた方、特に外国人の方に、日本のトイレの素晴らしさを楽しみながら感じていただけるよう、技に名前をつけるなどして見るきっかけを作り、日本にはドコモという通信キャリアがあるということ、日本滞在を快適に過ごすサービスがあるということを見るだけで理解していただけるよう、シンプルな構成にしました」
「スマホ専用トイレットペーパーについては、ホルダーを成田空港のトイレに設置されているものと同じような形状にし、その横に設置することでフォトジェニックなものとして演出しています。多くの方に拡散していただければと思います」
――「エレファントスタイル」などは独自に名付けたんですか
「はい、そうです。外国人の方にもすぐに理解でき、クスッと笑えて共感をうむユーモラスな名前を考えました」
――見た人からの反応は
「国内外から驚きと笑いを持って迎え入れられているようで、嬉しい限りです。『発想が面白い』『ぜひほかの空港にも設置してほしい』といった声が寄せられています」
――これから見てみたいという人にメッセージを
「ぜひ、成田空港で実物を見て、実際に体験していただきたいです。写真を撮って、SNSなどでの拡散もお願いします」
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