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ふるさと納税の決定版! 100万円で「市長」になれる 東かがわ市
ふるさと納税の豪華なお礼が話題になる中、ついに決定版が出ました。100万円で「市長になれる」というもの。企画したのは、香川県東かがわ市です。
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ふるさと納税の豪華なお礼が話題になる中、ついに決定版が出ました。100万円で「市長になれる」というもの。企画したのは、香川県東かがわ市です。
ふるさと納税の豪華なお礼が話題になる中、ついに決定版が出ました。100万円の寄付で「市長になれる」というもの。職員に訓示もできます。企画したのは、香川県東かがわ市です。
東かがわ市は、元々、ふるさと納税のお礼に力を入れていました。全国自治体のふるさと納税へのお礼の品を比較できるサイト「ふるさとチョイス」には、ひけた鰤(ぶり)、イノシシ肉、カブトムシ、メダカ、キャビア、車いす、木工品、高級手袋などが並んでいます。いずれも市内の事業所で製造あるいは販売されている商品です。
中でも目を引くのは、100万円以上に贈られる「1日市長体験」です。「ふるさとチョイス」では「東かがわ市長室にご案内いたします。市長室での記念撮影、職員への訓示等をご体験いただけます」と説明しています。
東かがわ市では、ふるさと納税がしやすいように2014年12月「ふるさとチョイス」に登録。4月からクレジットカード決済も可能にしました。すると、年間200万~300万円ほどだった納税額が急増。2014年12月以降、約2300万円に達しました。今はキャビアやオリーブ牛などの高級食材が人気だそうです。
過熱する各自治体のお礼に、総務省が高額な返礼や換金性の高い品を自粛するよう求める通達を出す事態になっています。一方、東かがわ市政策課の担当者は「うちは該当しない」と話しています。「歳入増も大事だが、東かがわのことを知ってもらい、生産者の販路拡大につなげたい」とし、今後も返礼品を増やす予定です。
ところで、100万円で「市長」になった人はいるのでしょうか。市によると、5月12日現在、利用はまだないそうです。