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グルメ

福岡県の飯塚市民が謎すぎる エアプレイと修正美魔女

ほうきをギターに見立て「ホールドオン(ホル丼)」を連呼する。ホルモンを使った福岡県飯塚市のご当地メニュー「ほるホル丼」のPRソングが振り切れていて耳に残ります。

「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」=福岡県飯塚市
「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」=福岡県飯塚市 出典: 朝日新聞

目次

 ほうきをギターに見立て「ホールドオン(ホル丼)」を連呼する。ホルモンを使った福岡県飯塚市のご当地メニュー「ほるホル丼」のPRソングが振り切れていて耳に残ります。炭鉱でさかえた福岡県飯塚市にかつての賑わいを取り戻そうと、脱力系のバンド「ホル・モッツ」が絶唱。同じ飯塚市では、ホルモンをPRする美魔女ユニット「モンシロ蝶(チョウ)」も生まれています。街をあげての独自路線が際立っています。

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【動画】飯塚の新名物「ほるホル丼」のPR曲が完成=垣花昌弘撮影

楽器は弾けません

「ホル・モッツ」はボーカル以外、楽器が弾けません。それでも、ほうきやちりとりをエアギターに見立て絶唱する様は、見る人の心をとらえます。

介護士の福沢秀樹さん(34)がボーカルとベース、いずれも会社員の大里明弘さん(35)がギター、高浪章寛さん(34)がドラムス。この曲を歌うために結成された。だが、ボーカル以外は楽器は弾かないエアバンド。
福岡)飯塚の新名物「ほるホル丼」 PR曲熱唱:朝日新聞デジタル
「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」==福岡県飯塚市
「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」==福岡県飯塚市 出典: 朝日新聞

衣装は現代の炭鉱労働者

ステージ衣装は、つなぎにヘルメット。口には防塵マスクをつけています。これは現代の炭鉱労働者を表現しているそうです。ヘルメットは未使用品のようで、照明が当たるとピカピカ照り返します。黄、青、白と色もそれぞれ違います。

「ホル・モッツ」のヘルメットは炭鉱労働者をイメージしている=福岡県飯塚市
「ホル・モッツ」のヘルメットは炭鉱労働者をイメージしている=福岡県飯塚市 出典: 朝日新聞
現代の炭鉱労働者をイメージして、つなぎの服にヘルメット、防塵(ぼうじん)マスク姿だ。
福岡)飯塚の新名物「ほるホル丼」 PR曲熱唱:朝日新聞デジタル

歌の腕前は・・・

ホルモン愛が強すぎた結果か、歌の腕前は微妙です。でも、そんな細かいことは気にしないくらいの熱量でボーカルは歌い上げます。ホルモンへの愛は伝わってきます。

福岡県飯塚市のご当地メニュー「ほるホル丼」
福岡県飯塚市のご当地メニュー「ほるホル丼」 出典: 朝日新聞

「ホールドオン」を連呼、不思議と「ホル丼」に

歌詞には所々に炭鉱の街の姿が見え隠れしています。
「カンテラの灯(あか)りも消えかける」
「そんなお前の 底がいい」
歌詞には「ホル丼」の言葉はありません。
しかし、「HOLD ON HOLD ON」を連呼していると、だんだんと「ホル丼」に聞こえてきます。

「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」=福岡県飯塚市
「ホールドオン」と叫ぶ「ホル・モッツ」=福岡県飯塚市 出典: 朝日新聞
その名も「HOLD ON―あきらめるな―」。「ホールドオン」と連呼して「ホル丼」に聞こえる仕掛けだ。
福岡)飯塚の新名物「ほるホル丼」 PR曲熱唱:朝日新聞デジタル

先輩には美魔女ユニット「モンシロ蝶」

「ホル・モッツ」には先輩がいます。地元の44歳と42歳の女性2人が結成した美魔女ユニット「モンシロ蝶」です。キャッチコピーは「ホルモン食べて フェロモンアップ」。歌は「口パク」、ポスター写真は自ら「修正してます」と暴露するざっくばらんさが売りです。福岡市でのステージイベントに出演するなどし、ホルモンのPRにつとめています。

飯塚ホルモンをPRするユニット「モンシロ蝶」の玉置朋美さん(左)と古藤美穂さん=福岡県飯塚市、溝脇正撮影
飯塚ホルモンをPRするユニット「モンシロ蝶」の玉置朋美さん(左)と古藤美穂さん=福岡県飯塚市、溝脇正撮影 出典: 朝日新聞
抱き合いながら艶(つや)のあるまなざしを送る黒いドレスの2人の女性。白い肌が闇の中に浮き立つポスターに「ホルモン食べて フェロモンアップ」の文字が浮かぶ。
フェロモンで筑豊ホルモンPR 熟女2人組、人気上昇中:朝日新聞デジタル

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