グルメ
キーボードにチキン「KFCキーボード」 実用性ゼロでも強気
9月9日はケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者カーネル・サンダースの誕生日。この「カーネルズ・デー」を記念し、KFCが特製プレゼントを製作しました。「思わずヨダレの3Dチキン」という名のグッズですが、限定1名のみに与えられる「KFCオリジナルキーボード」は、実用性がほぼゼロです。
グルメ
9月9日はケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者カーネル・サンダースの誕生日。この「カーネルズ・デー」を記念し、KFCが特製プレゼントを製作しました。「思わずヨダレの3Dチキン」という名のグッズですが、限定1名のみに与えられる「KFCオリジナルキーボード」は、実用性がほぼゼロです。
9月9日はケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者カーネル・サンダースの誕生日。この「カーネルズ・デー」を記念し、KFCが特製プレゼントを製作しました。「思わずヨダレの3Dチキン」という名のグッズですが、限定1名のみに与えられる「KFCオリジナルキーボード」は、実用性がほぼゼロです。なぜこんなプレゼントを企画したのか、狙いを聞きました。
まずは合計50名に当たる「思わずヨダレの3Dチキン」のラインナップを紹介します。
いずれの製品も本物のチキンを3Dスキャンして立体化したパーツを使っています。
■KFCオリジナルキーボード……1名
→キーボードの上にチキン
■チキン型マウス……1名
→ドラム(チキンの一部位)を模したマウス。スクロールホイールを備え、もちろん右クリック、左クリックもできる
■チキン型USBメモリ……1名
→ドラムを模したUSBメモリ。大きさはマウスとほぼ同じ
■チキン型イヤリング……47名
→ドラムを模したイヤリング。小ぶりで、言われないと気づかないかも
KFC公式Twitterアカウント「@KFC_jp」をTwitterでフォローして「#KFCカーネルズデー」とキャンペーンURLを付けてツイートすれば応募できます。期間は9月24日まで。
詳しくは公式サイトに書かれています。
そもそも、なぜこんな企画を考えたのか?
日本KFCホールディングスの広報担当者に聞きました。
「オリジナルチキンをリアルに再現し、楽しんでいただくことを重視しました。利便性はほとんど考えず、目で見て楽しんでいただくことに力を入れました」
その遊び心は徹底しています。例えばキーボード。
■ベース色は「ケンタッキーレッド」といわれる、ロゴや店舗の色と同じ
■「K」「F」「C」など一部を除いて、ほぼ全ての文字の上にチキンが載っている。しかも、このチキンは店で提供している五つの部位(キール・ウイング・リブ・サイ・ドラム)が使われている
■エンターキーは、ケンタッキーのカタカナ表記をほうふつとさせる字体で書かれていて、「エンターキー」と「ケンタッキー」のゴロ合わせになっている
■エスケープキーにはカーネルおじさん。もはやこのボタンは押すことすらできない
こうした実用性のない仕様ながら、広報担当者は強気です。
「普段ブラインドタッチをしている人でも、打つのは至難の業だと思います。実はブラインドタッチができていなかったということに気づかされるかもしれませんね」
気になる点といえば、キーボード上のチキンが、あの柔らかい触感を再現できていないことぐらいです(マウスやUSBメモリも)。
今回のキャンペーン、実はお店で食事しなくても応募できます。
「それでも、やっぱりケンタッキーフライドチキンが好きな方に当たってほしいですね。これを使ってもらって、『あー、ケンタッキー食べたくなってきた』って思ってもらえれば最高です」