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ネタのタネ

ジャン=ミシェル・バスキアのマスターピース 「Untitled」が1億1050万USドル (約123億円)にて落札アーティスト新世界記録 及びアメリカ人アーティストとして最高額

by 株式会社サザビーズジャパン

  • 提供:PR TIMES

落札者は千葉に美術館建設予定の前澤友作氏


2017年5月19日




(C)Sotheby’s

2017年5月18日ニューヨーク発 
今晩ニューヨークのサザビーズにて開催されたコンテンポラリーアート・イブニングオークションにおいて、
1982年に制作されたジャン=ミシェル・バスキアのマスターピースである「Untitled」が110,487,500 USドル
(約123億円)で落札され、アーティストの新記録を更新しました。複数人の入札者による約10分に渡る競争の末、オークション前の落札予想価格である6,000万ドル超を超え、従来のアーティストオークション記録を大きく超える記録となりました。作品は著名コレクターであり起業家−日本最大のファッションeコマースサイト
ZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイの創業者である前澤友作氏によって落札されました。

作品は、前澤氏が地元の千葉に建設予定の個人美術館に最終的に所蔵される予定です。
自身のインスタグラムアカウント (@yusaku2020) 及びツイッターアカウント(@yousuck2020)にて落札直後にその旨を公表した前澤氏は、下記の様にコメントしています。
「この作品との出会いは、私に大きな感動をもたらし、アートを好きになって本当に良かったという感謝の気持ちを与えてくれました。この体験を、コレクターか否かに関わらず、世界中の一人でも多くの方々と共有できればと思います。この作品は私の地元である千葉にて建築予定の個人美術館にとって中心的な作品となることはもちろんですが、作品を収蔵する前に、30年以上も人の目に触れることなかった本作品を、世界中の様々な機関や展覧会に貸し出したいと考えています。当時21歳だったバスキアが制作したこのマスターピースが、私を感動させたように多くの方々に喜びを与え、未来を担う世代へのインスピレーションとなることを祈っています」

「Untitled」は、ジャン=ミシェル・バスキアにより1982年に制作された象徴的なキャンバス作品です。まだキャリアの駆け出しだった当時にバスキアが手掛けた本作品は、作家にとって象徴的存在とも言える王冠やグラフィティのような形式がキャンバス全体にふんだんに使用されています。数週間前にサザビーズにて一般公開されるまで、「Untitled」の存在はほぼ知られておらず、前のオーナーに1984年に19,000ドルで落札されて以来、その前オーナーの個人コレクションに所蔵されていました。

今晩達成されたバスキアのアーティスト記録は、2016年5月に同じく前澤友作氏が1982年作「Untitled」にて記録した以前の記録である5,730万USドルを更新する結果となっています。

■前澤友作氏について   



前澤友作氏は1975年千葉の生まれ。早稲田実業高校を卒業後音楽バンド活動のために渡米。日本に帰国後、1998年に輸入CDやレコードをカタログセールスにて販売するスタートトゥデイ社を設立。2004年にオンラインのファッションショッピングサイトであるZOZOTOWNを設立。2012年2月には同社は東京証券取引所第一部上場。

熱心なコレクターであり芸術活動のパトロンである前澤氏は、世界中の著名作家から未だ無名な若手作家まで幅広く支援する活動を積極的に行っています。前澤氏の日本の骨董に対する関心は同分野における希少で歴史的な骨董作品の収集にも広がり、また氏のアート・コレクションはジャン=ミシェル・バスキア、アレクサンダー・カルダー、アルベルト・ジャコメッティ、マーク・グロッチャン、ドナルド・ジャッド、河原温、ジェフ・クーンズ、ブルース・ナウマン、パブロ・ピカソ、リチャード・プリンス、クリストファー・ウールを含みます。


画像のキャプションは以下のようになります。
2017年5月18日 サザビーズ ニューヨーク
コンテンポラリーアート イヴニングオークション
Lot24
ジャン=ミシェル・バスキア 
UNTITLED
1982年作
signed, inscribed NYC and dated 82 on the reverse
acrylic, spray paint and oilstick on canvas 183.2 by 173 cm.
(C) 2017 The Estate of Jean-Michel Basquiat / ADAGP, Paris / ARS
*オークションにおけるアーティスト新世界記録

■Sotheby’s(サザビーズ)とは
1744年以来、蒐集家と世界の美術品をつなぐ役目をはたしてきました。ロンドンを本拠地に、1955年のニューヨーク進出とともに、世界で最初の国際的オークションハウスとなって以来、香港(1973年~)、インド(1992年~)、フランス(2001年~)の各国でオークションを開催しています。2012年、中国初の国際美術品オークションもサザビーズが主催しました。
現在は、世界40カ国に90の事業所を要するグローバル企業で、西洋近代美術、現代美術、中国美術、時計、ジュエリーなど70以上の分野において年間約250のオークションを開催。ニューヨーク、ロンドン、香港、パリを含む世界9箇所にセールスルームを持ち、すべてのオークションをネット上のライブで視聴し世界のどこにいても入札に参加できるプログラム、サザビーズ・ドット・ナウもあります。
サザビーズジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役 平野龍一)では、専門知識をもつ海外のスタッフと日本のお客様とをつなぐ架け橋として、オークションへの入札・出品、作品の査定、コレクション形成等、アートに関する様々なご要望に日本語で対応しています。

https://www.sothebys.com/jp

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