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エンタメ

高橋一生が神木隆之介に色気のコツを伝授? 『3月のライオン』後編

提供:アスミック・エース

目次

 17歳のプロ棋士の成長を描く人気コミックを実写映画化した『3月のライオン』後編(22日公開)の特別試写会が13日、都内で開催された。主演の神木隆之介さんのほか、高橋一生さん、清原果耶さん、大友啓史監督が舞台あいさつを行った。
映画『3月のライオン』後編の特別試写会にて。(左から)清原果耶さん、神木隆之介さん、高橋一生さん、大友啓史監督
映画『3月のライオン』後編の特別試写会にて。(左から)清原果耶さん、神木隆之介さん、高橋一生さん、大友啓史監督

居ずまいから桐山零になりきる

 神木さん演じる現役高校生のプロ棋士・桐山零が、対戦するライバルや川本家の3姉妹との出会いを通じて、成長していくストーリーの本作。孤独な主人公の数少ない理解者の一人が、高橋さん演じる高校の担任教師だ。

 先生として高橋さんにアドバイスしてもらいたいことを聞かれて、神木さんは「どうやったら、こんなに素敵に生きれるんですか?」と質問した。“今、一番セクシーな男”と呼ばれる高橋さんに、客席からも「ステキー!」と黄色い声。
舞台あいさつでは反抗期の思い出も語った神木さん
舞台あいさつでは反抗期の思い出も語った神木さん
 高橋さんは「神木さんは、そのまんまでいいと思います。撮影している時も、居ずまいからもう桐山だったんですね。その役になってそこに入れることだけでも、本当に稀有なこと。神木さんは神木さんの良さを十二分に、これからもどんどん膨らんでいくと思う。僕は何もいうことはありません」と誉め返した。
後編にかけて、桐山零の表情の変化もポイント(『3月のライオン』より)
後編にかけて、桐山零の表情の変化もポイント(『3月のライオン』より)

「色気とは、意識しないこと」

 すると神木さんからは「色気ってどうやって出すんですか?」と、突っ込んだ質問が。高橋さんは苦笑しつつも、「色気って・・・まあ、意識しないことですよ」と、自然体の回答。神木さんは「おおーっ」、大友監督は「達人の言葉」と納得していた。
「先生みたいなしゃべり方ですけど」と笑う高橋さん
「先生みたいなしゃべり方ですけど」と笑う高橋さん
 15歳の清原さんも、現在やっておくべきことを尋ねた。高橋さんは「女優さんであれば、15歳の生活がどんどん送れなくなり、日常的なことが薄れていく可能性がある。日常生活で生きている実感を常にキャッチしておけば」とアドバイスを送った。
清原さんは「やりがいがあって、楽しい撮影だった」
清原さんは「やりがいがあって、楽しい撮影だった」

カップ麺の替え玉をペロリ

 神木さんと高橋さんの共演したシーンでは、高橋さんがカップ麺を食べることが多かったという。神木さんが「すごい量を食べてらっしゃった」と語ると、高橋さんは「テストからちゃんと食べていたんですよ。カメラの向こう側に、麺を用意してくださる方がいるんですけど。デカいタッパに、麺だけがぎっしりと。終わるたびに、カップラーメンの替え玉ができているという」と振り返った。
 
学校の屋上のシーンでも、高橋さんの手にはカップ麺(『3月のライオン』より)
学校の屋上のシーンでも、高橋さんの手にはカップ麺(『3月のライオン』より)
 過酷な撮影かと思いきや、「カップラーメン大好きなんで、毎回期待していましたね」とニッコリ。“セクシーな男”の意外な食欲に、一同も感心していた。

映画後編は「女性も戦う」

 前編が公開された初日に実施されたアンケートでも、後編を「必ず見たい」「見ると思う」が96.7%と好評だった。神木さんも、親交のある俳優の東出昌大さんと将棋を指したエピソードを披露し、「でっ君(東出さん)とか、(前編が)本当に良かったと言ってくれたので、うれしいです」と明かした。

 原作はまだ完結していないが、映画はどんな結末を迎えるのか。後編のポイントを、神木さんは「前編は棋士の方たち、男性が戦っていたと思うんですけど、後編は女性も戦っているという印象は大きいですね。ひなたちゃん(清原さん)、倉科(カナ)さん、有村(架純)さん、それぞれいろんなものを抱えて生きているんだなって感じる作品」と語る。
大友監督によると、細かな美術の作り込みも注目だという
大友監督によると、細かな美術の作り込みも注目だという
 大友監督は「自分の大切なものを見極めて、それを守ろうとして、みんな戦っていく。それがまさにライオン。心の中に秘めたライオンたちが、後編で姿を現します。それぞれの人物の、その辺りをぜひ見ていただきたいです」とアピールした。

ファンの悲鳴に「お化け屋敷の気持ち」

キャストらによる“サプライズお出迎え”
キャストらによる“サプライズお出迎え”
 イベント前には、出演者らが入場口で観客を出迎えるサプライズを実行。悲鳴にも似たファンの歓声がこだました。高橋さんは「お化け屋敷のお化けになった気持ち」と笑顔で感想を語り、「この映画を楽しみにされているなということを肌で感じた」と話した。

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