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エンタメ

「のん」のやりたいことをやりきったあーちすと魂炸裂の一冊

提供:太田出版

 ギターや絵、洋服づくりなど、多彩な趣味をもつ女優の、のん(本名・能年玲奈)さん。最近では〝創作あーちすと〟としての活動にも力を入れている。そんな彼女の魅力がたっぷり詰まったムック本『創作あーちすと NON』(太田出版)が発売されました。
 「作りたいものを作って、行きたい場所に行って、会いたい人にお会いする。私のやりたいことをやったらこんな本が出来上がりました。にぎやかに、はっちゃけながら作りました。最高に楽しい本です」と本人が語るように、もはや〝のんワールド〟としかいえない、独自の世界が繰り広げられています。
 まずは、真っ白い部屋に真っ白いドレス3着を置き、自由奔放に筆を走らせたアクションペインティングを披露。そこで制作したオリジナルドレスを着て、富士山へ。さらに、彼女が憧れる多彩な分野の人たちとの対談。そして生まれ故郷への撮影旅行と、内容もバラエティーに富んでいます。  
 対談編では、桃井かおりさん、清水ミチコさん、矢野顕子さん、劇団☆新感線のいのうえひでのりさんといった個性豊かなメンバーと、映画や舞台、演技や笑い、音楽などをテーマにほのぼのと、ときに真剣に語り合う。また彼女が大ファンで、大きな影響を受けたという画家の宇野亞喜良さんのアトリエに突撃し、ちょっと緊張しながらお話もうかがいました。
 さらに「故郷の思い出を探しに」と題して、10年ぶりの故郷へ。子供の頃は家の近くまで猿が現れたという自然豊かな地で、変わり果てた中学校に驚き、自分の感性を育んでくれた場所を訪れ、懐かしい人々と再会しました。
 最後にあとがきにかえて、この本の撮影をしたカメラマンの鈴木心さんとの対談を収録。そこでのんさんは、「今回、ひとりでものを作ってるのも好きですけど、やっぱり集団で何かを作っていくのは面白いな、とあらためて思いました。今までは女優然としていなくちゃ、という意識が強かったんですけど、のん(創作あーちすと)になってからはあーちすとという自由な感覚を解放させてもいいんじゃないかと思いつつ、今回はその部分がフィットした気がします。やりたいことはやってしまえばいいんだな! と思ってます」と語っています。
 既存の枠やジャンルにとらわれず、自分が楽しい、面白いと思ったことを素直に追求し、表現する、のんさん。そんな彼女の世界をたっぷり満喫でき、今後の活躍がますます楽しみになる一冊です!

のん(本名・能年玲奈)の、特大スケールの世界観が丸ごと楽しめる、ファン必携の1冊!

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