ネットの話題
お茶碗に盛られた白米…ではなく金平糖です 春日井製菓に聞きました
菓子メーカーの担当者に聞きました
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菓子メーカーの担当者に聞きました
お茶碗に盛られた白米かと思いきや、実は金平糖でした――。そんなSNS投稿が注目を集めました。「懐かしいお菓子を脱却するのが夢」と語る菓子メーカーの担当者に聞きました。
1928年に名古屋市で創業した春日井製菓。
「黒あめ」や「つぶグミ」「キシリクリスタル」などで知られる菓子メーカーです。
そんな会社のX(ツイッター)アカウントが8月中旬、こんな投稿をしました。
「ウソみたいだろ。金平糖なんだぜ。これ……」
添付された画像には、お茶碗に盛られた白米のようなものが写っていますが、よく見ると白米ではなく白い金平糖です。
この投稿に対して「炊きたてご飯にしか見えない」「まったく違和感がない」といったコメントが寄せられ、いいねは2万を超えています。
ウソみたいだろ。
— 春日井製菓【公式】 (@KasugaiSeika) August 18, 2023
金平糖なんだぜ。これ…。#米の日 pic.twitter.com/MgLF0V0Q97
「工場で大量の白色の金平糖を作っている様子を見ていて『つぶつぶ』と『ツヤツヤ』の要素がまるで炊き立てのごはんに見えたのがきっかけでした」
そう話すのは、春日井製菓の「おかしな実験室」に所属する田内菜月さん。
きっと自分以外の人もお米に見えるはずだと思い、写真を撮ることに。
ライトの位置や背景なども工夫しながら、白米らしく見えるように撮影したそうです。
使用したのは、1957年から作り続けている金平糖の白色。
工場内の気温や回転釜の温度、傾斜角度、回転速度、回し掛ける糖蜜の量などを熟練の職人がコントロールしながら時間をかけて作っているそうです。
話題になったことについて田内さんはこう話します。
「金平糖が『懐かしいお菓子』を脱却するのが夢なので、多くの人の目に届いてとても嬉しいです」
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