ネットの話題
ふりかけ「ゆかり」が靴下に 三姉妹と思いきや「ひろし」が入ってた
「かおり」は選ばれず「ひろし」が選ばれた理由とは
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「かおり」は選ばれず「ひろし」が選ばれた理由とは
ごはんのお供として人気の赤しそふりかけ「ゆかり」をモチーフにした靴下が発売されます。「靴下屋」などを展開するタビオ(本社・大阪市)とコラボした3商品ですが、ラインナップを確認すると気になる点がありました。人気の「ふりかけ三姉妹」から「かおり」は選ばれず、「ひろし」が選ばれているのです。
三島食品(本社・広島市)によると、「ゆかり」が発売されたのは1970年。
1984年に青じそふりかけ「かおり」を、2010年にはピリ辛たらこの「あかり」を発売しています。
同じく「り」で終わる、女性をイメージさせるネーミングから「ふりかけ三姉妹」として定着。
その後もパッケージに共通性のある商品として、梅の酸味とカリカリ食感が楽しめる「うめこ」、広島菜の「ひろし」などを売り出しています。
そんなロングセラーとコラボして3月1日に発売されるのが、刺繍ソックスです。
ラインナップは「ゆかり」「あかり」「ひろし」の3種類。
プリントではなく刺繍でふりかけパッケージがあしらってあり、絵柄や角の丸み、書体まで再現。
ふりかけの各パッケージカラーに合わせた限定色の糸で編み上げるなど、色合いもこだわっています。
サイズは22.5~24.5cmで、価格は1足税込み1650円となっています。
「弊社では様々な企業やブランドとのコラボ企画を手掛けていますが、同時にSNSによる発信にも力を入れています。三島食品様もSNS発信に力を入れておられ、また反響の高い企業であるため、コラボ企画をできないかと考えました」
そう話すのは、タビオの靴下屋営業部統括マネージャー・吉田宗平さんです。
広島で「靴下屋」を30年以上展開している縁もあって、コラボを提案。
店舗販売は広島県内5店舗のみとし、オンライン販売も靴下屋公式オンラインショップではなく広島本通り店オンラインショップのみとするなど、地元密着の展開となっています。
「ゆかり」「かおり」「あかり」の三姉妹ではなく、「かおり」を外して「ひろし」を入れたのはなぜなのか?
この点について尋ねると「基本的には代表商品である『ゆかり』を軸に、商品間の配色のバランスを考えました」とのことでした。
みてみてー!
— 三島食品【公式】 (@yukarifan) February 27, 2023
刺繍でかたどられた「ゆかり」がとってもかわいい、靴下屋さんと三島食品のコラボです。
3月1日、靴下屋さんの各店舗(広島本通り店・ラクア緑井店・イオンモール広島府中店・ゆめタウン広島店・ゆめタウン廿日市店)でデビューします。お楽しみに。#三島食品 #靴下屋 #ゆかり #コラボ pic.twitter.com/m0NJjVsQVr
同じ質問を三島食品の担当者に投げかけると、こんな答えが返ってきました。
「商品化が3つと決まっていた中で、人気商品である『ひろし』を入れようということになりました」
どれを外すかとなった際、「ひろし」とパッケージカラーが近い「かおり」が外れることになったそうです。
「商品化されたものを見た時、『ひろし』の色が春先にピッタリで見栄えするなぁ、と納得しました」
完成した刺繍ソックスについて、タビオの吉田さんはこう話します。
「精巧な刺繍の出来上がりにご注目ください。『あかり』『ゆかり』『ひろし』のファンの方々が、今回のコラボソックスを話のタネに盛り上がり、地元愛を深めてくださったら幸いです」
◇
オンライン販売については、靴下屋広島本通り店オンラインショップに加えて、三島食品公式オンラインストアでも販売を予定しているそうです。
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