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ネットの話題

めちゃめちゃ香ばしそう!「長ネギのお香」高すぎる再現度で話題沸騰

「初音ミクに持たせたくなる」ほど超絶技巧

段ボール箱に入った、おなじみの長ネギ。でも、なんだか見た目が変……?謎のアイテムが生まれた経緯を取材しました。
段ボール箱に入った、おなじみの長ネギ。でも、なんだか見た目が変……?謎のアイテムが生まれた経緯を取材しました。 出典: ミチルさんのツイッター(@mitiruxxx)

目次

お盆が近づき、お墓参りなどで目にする機会が増えるであろう、お線香。その見た目を、ポピュラーな野菜に見立てて、外観を〝完全再現〟した人物がいます。超絶技巧と呼ぶにふさわしい仕上がりで、話題をさらった逸品の誕生秘話について、取材しました。(withnews編集部・神戸郁人)

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八百屋に並んでいても違和感なし?

「長ネギのお香」。7月26日、そんな文言とともに、二枚の画像がツイートされました。

写っているのは、段ボール箱風の容(い)れ物にたくさん入った、長ネギのような物体です。棒状で、根元から先端にかけて白、黄緑、濃緑と、色みがグラデーションになっています。鼻をつく独特の香りが、今にも匂い立ちそうな見た目です。

そして容れ物の側面には、緑色のフォントで「長ねぎ」と書かれたシールが貼られています。そのまま八百屋の店頭に置かれていても、全く違和感がなさそうだ――。そう感じられるほど、リアルな仕上がりです。

しかし二枚目の画像を見ると、その思いは見事に裏切られます。おもりの上に、垂直に立てられた「長ネギ」。着火され、先端から灰になっていく様子が写し出されています。目にした人は、線香であるという事実に、改めて気づかされるのです。

「何これ、めちゃくちゃ欲しい」「(埼玉県深谷市の名産)深谷ねぎバージョンも作って」。投稿には、驚嘆の声が連なりました。「いいね」の数も、29日時点で8万を超えています。

着火され、灰になっていく「長ネギのお香」。
着火され、灰になっていく「長ネギのお香」。 出典:ミチルさんのツイッター(@mitiruxxx)

つい創作のモチーフにしたくなった

人々の度肝を抜いた「長ネギのお香」は、どのような経緯で誕生したのか。作者で、東京都在住のクリエーター・ミチルさん(@mitiruxxx)に話を聞きました。

お好み焼き風の外観の上面に、削りカスが鰹節のようにせり出していく鉛筆削りなど、遊び心あふれるアイテムを手がけるミチルさん。約1年半前から、ツイッター上に作品の画像を公開しては、そのたびに注目を集めています。

いわく、焼きネギとお香が、もともと気に入っていたのだそう。フォルムもほぼ同じという事情から、合体させようと思ったのだといいます。

「市販されているお香を塗装し、改造しました。制作期間は約3時間です。長さ6cmほどで、使い方は妄想になりますが、焼いたネギの甘い香りが楽しめればいいなと思いました。ただ、実際の匂いは一般的な線香と同じです」

ちなみに、過去には長ネギの切断面をイメージした、「長ネギの千歳飴」も発表しています。見た目の色合いが好きで、つい創作のモチーフにしたくなるのだとか。なお普段は、冷ややっこに載せるなどして食べているとのことです。

「長ネギの千歳飴」の画像。こちらも、本物のネギの味がしそうな見た目だ。
「長ネギの千歳飴」の画像。こちらも、本物のネギの味がしそうな見た目だ。 出典:ミチルさんのツイッター(@mitiruxxx)

「今度こそ、ミクとコラボしたい!」

今回の画像を見た人からは、長ネギを手にした姿で描かれる機会が多い、ボーカロイド・初音ミクに「お香を持たせて欲しい」と望む声も上がっています。

こうした感想を受けて、ミチルさんは次のように話しました。

「以前制作した『長ネギの千歳飴』についても、同様のお声をいただくことができました。今度こそ、コラボしたい気持ちです!」

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