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〝バケモン〟のクオリティ 色鉛筆で描くダイヤモンドの超絶技巧ぶり

「色鉛筆でダイヤモンド描きました」。そんな文言とともにツイッターにアップされた1枚の写真が反響を呼んでいます
「色鉛筆でダイヤモンド描きました」。そんな文言とともにツイッターにアップされた1枚の写真が反響を呼んでいます 出典: ARIAさんのツイッター

目次

「色鉛筆でダイヤモンド描きました」。そんな文言とともにツイッターにアップされた画像が反響を呼んでいます。本物の宝石のように見える作品。「バケモンみたいなクオリティ」と評されています。作者に聞きました。

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「透けた影でリアリティ爆上げ」

投稿したのは、ARIAさん @aririria_art。企業に勤める傍ら、「色鉛筆画家」としてSNS上で作品を発表しています。

「色鉛筆でダイヤモンド描きました」「頑張ったので見て欲しいです!!」

色鉛筆で描いたダイヤモンドの写真を投稿したのは、今月18日。「バケモンみたいなクオリティ」「透けた影でリアリティ爆上げ」といった感想が寄せられました。「いいね」は18万件を超えています。

ポイントは影

ARIAさんによると、ダイヤモンドの「輪郭」を格子状の線で下書きした上で、およそ90色の色鉛筆を使って仕上げたそう。

「宝石を描く上で1番大切なポイントは影だと思っています。宝石本体の立体感、透明感、クリア感を表現するため、黒い影の中に、宝石の反射した白い光や宝石の色を描き込んでいます」

制作時間は約10時間と話します。

独学で技術を身につけた

ARIAさんは、6月10日にもダイヤモンドの絵を投稿。「いいね」は22万件を超えています。

色鉛筆画を手がけるようになったのは6年前。実際に売られているポテトチップスやコーラなど、コンビニやスーパーで「見本」が手に入るモチーフを描いてきました。

美しさに魅了された宝石を描き始めたのは4年前だそう。特に力を入れて描いてきたと話します。

そして、技術は独学で身につけたそうです。

「色鉛筆界隈のトップを目指し、日々試行錯誤を繰り返し、上手い人の描き方、塗り方などを真似し、独学で技術を自分のものにしています」

「石ころ?」と酷評された

今では、SNSで絶賛されるARIAさん。ただ、4年前に宝石の作品を発表した当初は、酷評されたそうです。

「『石ころ?』などのコメントが忘れられませんでした。何も言われないよう、とことん本気で描いてやろうと思いました」

4年前と比べて画力が増したのはもちろん、「観察力」が最も伸びたと話します。「お手本をしっかり観察し、正確な色の選択をし、細かい部分を正確に描き写す力を身につけました。この観察力の上達が私にとって大きな成長です」

ARIAさんは、ヒット作を連発していることについて、「新作をSNSに載せる度、皆様からたくさんのコメントやリツイートなどをいただいています。それが嬉しくて、毎日絵を描き続けられるモチベーションになってます。感謝しております」と話しています。

今では、SNSで絶賛されるARIAさん。ただ、4年前に作品を発表した当初は、酷評されたそうです=ARIAさん提供
今では、SNSで絶賛されるARIAさん。ただ、4年前に作品を発表した当初は、酷評されたそうです=ARIAさん提供

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