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小学生の娘の「夜ご飯カレンダー」がいとおしい…ほとばしる挽き肉愛

「のこりものができたらたべる」にほろり

大好きな食べ物への愛情を詰め込んだ、子どものお手製献立表が話題です。
大好きな食べ物への愛情を詰め込んだ、子どものお手製献立表が話題です。 出典: ニャロメさんのツイッター(@nyaromekusakabe)

目次

ある女の子が手掛けた夕飯向けの献立表が、ツイッター上で好評を博しています。お気に入りのメニューをカレンダー上に詰め込み、「好き」という気持ちをまっすぐ表現している点がいとおすぎると、人々を悶絶させているのです。作成に至った経緯について、取材しました。(withnews編集部・神戸郁人)

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ほとばしる挽き肉への愛情

「長女が献立を考えてくれたのでしばらく楽ちん」。4月6日、そんな文言と共に、一枚の画像がツイートされました。

写っているのは、今年4月のカレンダーです。それぞれの日にちのマスを見ると、種類豊富なメニューの名前が、黒いボールペンで手書きされています。

「つくね」(1日)や「さかな(さば)」(11日)といったシンプルなものに加え、「ピーマンの肉ず(づ)め」(8日)に「甘口カレーライス」(18日)と、重ための一品の名前も満載です。

特に目を引くのが、肉類への愛情が感じられる点。二日続けて書き入れられた「ぎょうざ」(9日・10日)、ハートマークと共に計4回登場する「ハンバーグ」などは、挽(ひ)き肉への思いがほとばしるようです。

一方で、「ミートソースグラタン」(13日)が出た翌日を「きのうとおなじ」(14日)としたり、「のこりものができたらたべる」(17日)と記入したりと、調理する親御さんにとってはうれしい言葉も並んでいます。

「好み丸出しなのが可愛すぎる」「ウチでもやってほしい」。ツイートには好意的なコメントが連なり、12日時点で6万近い「いいね」がつきました。

出典:ニャロメさんのツイッター(@nyaromekusakabe)

「お絵描きの延長だったのかも」

今回の献立表は、どのような経緯で誕生したのか。画像を投稿したニャロメさん(@nyaromekusakabe)に聞きました。

カレンダーを作ったのは、ニャロメさんの、小学2年の長女です。普段から自分で物語を想像し、その世界について描いたり、手紙を書いたりすることが好きといいます。

「最初はカレンダーを自作しようとしていました。お絵描きの延長だったのかもしれないです。その中で、食べたいものカレンダーを思いついたようです。私がしょっちゅう『今夜何食べたい?』と聞くから、というのもあるかもしれません」

作成時、ニャロメさんから指示を出すことはなかったのだそう。親を手助けするというよりは、単純に自分が好きなメニューを書き出していったと思われます。15分ほどかけて、楽しそうに作業していました。

献立表通り、親子で調理する日も

ところで、気になるのが、二日連続でギョーザと書いた点です。ニャロメさんいわく「どうやら親の負担を考えたというより、純粋に自分が好きで、二日連続で食べたかったからみたいです」ということでした。

投稿されたカレンダーの画像を見返すと、下旬の日にち欄は、まだ空白が目立ちます。しかし徐々に埋まってきているそうで、21日は「ちくぜんに(筑前煮)」、22日が「ポトフ」の予定です。

ちなみに、長女が一番好きなのはハンバーグ。ミートソースグラタンもお気に入りで、リクエストされる機会が多いとのことです。自らも台所に立ち、8日は献立表通り、ピーマンの肉詰めを親子一緒に作ったといいます。

時折「そとランチ」(2日・24日)の字も見えるなど、家族仲の良さがうかがわれる、今回の献立表。今後、どのような料理名が書き入れられるのか、楽しみでなりません。

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