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ネットの話題

司書さんの職人技! 図書に透明フィルムを手際よく貼る動画が話題に

「すごい、慣れた手作業」「中学時代の委員会でよくやった」といったコメントが寄せられています。

笠岡市立図書館がツイッター投稿した動画の一場面
笠岡市立図書館がツイッター投稿した動画の一場面 出典: 笠岡市立図書館のツイッター

目次

 図書館の本が長持ちするように表紙に貼り付ける透明のフィルム。ハサミで切れ込みを入れ、定規を使って空気が入らないように貼り付ける様子を映した動画が注目を集めています。動画を投稿した司書に話を聞きました。

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1分42秒の動画


 10月下旬、笠岡市立図書館(岡山県笠岡市)がツイッター投稿した1分42秒の動画。

 画面に映っているのは、本、透明のフィルム、ハサミ、定規です。

 本を載せてサイズを測りながらフィルムに切り込みを入れ、折り返す作業の繰り返し。

 空気が入らないように定規を押しつけながら、器用に貼り付けていく様子が映っています。

 この動画に対して、「すごい、慣れた手作業」「中学時代の委員会でよくやった」といったコメントが寄せられ、いいねは1万7千を超えています。

司書に聞きました


 「この動画は1~2年前に撮影したもので、子どもたちが探しやすいように再投稿しました」

 そう話すのは、司書の原田恭子さんです。

 市内の小学校の社会科見学を受け入れた際、事前に寄せられた質問の中に「フィルムを貼るところを見たい」というリクエストが。

 当日に実演していたら時間が足りなくなるため、「おうちに帰ってから見てね」とツイートを紹介することにしました。

追加動画も公開


 図書館が購入した新刊本は、あらかじめカバーがかけられていることがほとんど。

 司書が作業するのは、寄贈本や郷土資料などに限られるそうです。

 それでも、館長をはじめとした司書全員がこの作業を習得しているといいます。

 動画が好評だったため、薄い本や冊子、カバーのある文庫本にフィルムを貼る動画も追加で公開しました。

 話題になったことについては、こう話します。

 「紙の本のアナログな作業がデジタルで注目されたことに驚きました。200回以上貸し出される本もある中で、地味ではありますが大切な作業なのでうれしいです」

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