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レタスの「シャキくたっ食感」伝われ! 愛される全農のツイッター
レタスをバターで焼くだけ…!?
「レタス、一玉は食べ切れん…と買うのをためらっている方へ」向けた、レタスのレシピ紹介のツイートが話題を呼んでいます。投稿したのは全農広報部の公式アカウントです。ツイートに込めた思いを聞きました。
スーパーで新鮮なレタスを前にしたとき、「サラダにしようかな…?でも、食べきれないかも」と悩むこともあるでしょう。
そんな人へ向けて7月1日、「全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)」はこんなツイートを投稿しました。
レタス、一玉は食べきれん…と買うのをためらっている方へ。レタスは焼いても旨いのでお試しを。縦1/4にカットして焼くだけ。あのシャキくたっ食感(←伝われ)に香ばしさが加わりいい感じなんです。味付けはお好みで、私は粉チーズが合うと感じました!脇役多めのレタスが主役な素敵メニューなので再掲 pic.twitter.com/5d3tqNoxeH
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) July 1, 2021
「シャキくたっ」食感、思わず試してみたくなります。ツイートには1.8万超の「いいね」が集まりました。
全国農業協同組合連合会(JA全農)の担当者は、自身が大きな野菜を買うときに「使い切れるかな?」とためらうことがあり、この投稿を考えたそうです。
「レタスは生で食べるイメージ強い野菜ですが、焼きレタスはもちろん、スープや炒め物、しゃぶしゃぶ、チャーハンの具など、加熱してもとてもおいしくいただけることを広めたいと考えました」といいます。
現在、出遅れていた長野県を中心とした「高原もの」のレタスが順調な出荷となり、相場安になっているそう。
「しばらくは引き続き順調な出荷が見込まれ、価格もお手頃となっているので、たくさん消費してもらいたいと考えました」
JA全農のツイッターには、ほかにもさまざまなレシピが投稿されています。
最近では、ズッキーニのステーキや、枝豆の蒸し焼き、パックごはんでチャーハン、レンジでの蒸しトウモロコシの投稿にも多くの反響が寄せられました。
広報企画課のメンバーで投稿案を考えるほか、コメ・野菜・お肉・卵・牛乳など、それぞれの農畜産物を担当しているJA全農の職員から、旬の食材や生産者から教わった食べ方の情報などをもらって投稿することもあるそうです。
「読んでもらいやすい文面を考えたり、分かりやすい絵面での撮影はいつも頭を悩ませます。『実際に作ってみておいしかった!』『家族が喜んでくれた!』という反応を見るとうれしく、やりがいを感じます」
冷蔵庫にチャーハン向きの具があってよっしゃ作ろうとした0.1秒後に炊いたご飯が無いことに気づき、一瞬は炊くのを検討するがこの空腹では待てないので結局インスタントラーメン作る的なことが年に3回はあったけど、パックご飯でチャーハンを作れると知り驚愕したし何なら炊きたてご飯よりパラパラだ! pic.twitter.com/F94FF1dwPm
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) June 8, 2021
とうもろこし、丸ごと茹でる大鍋がないと諦めてる方へ。最後の1層の皮を残してレンチン5分で加熱できますのでお試しを!皮に包まれて蒸される感じになります。ほったらかしでできるのも素晴らしい点。とうもろこしが蒸し上がったときの甘い香りって幸せですね。食後、歯に挟まるのはご愛嬌ってことで。 pic.twitter.com/FFMT3WwTdT
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) May 25, 2021
「今日は何の日」にあわせたツイートをしてみたり、商品情報をつぶやいたり、「映え」を意識した風景やスイーツを投稿してみたり……試行錯誤を続けましたが、半年を経てもフォロワーは数百人。
「届く相手が少ないまま継続していいのか」と悩んだこともあったそうです。
しかし、2020年4月、牛乳の消費を呼びかけたツイートに、35万超の「いいね」といった大きな反響が寄せられ、フォロワー数が一気に1万人を超えたといいます。
(……きこえますか…みなさん… 全農です… 今… お買い物をしている…あなたの…心に…直接… 呼びかけています…牛乳と…ヨーグルトを…追加で…買うのです…その2つと…お砂糖を混ぜて…ラッシーを…作るのです…おいしくて…大量に飲めます…単独でだけ…味わっている…場合では…ありません…) https://t.co/QbZKNOpAJf pic.twitter.com/Q2k1bOyPcs
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) April 22, 2020
フォロワー数が増えたことで、どんなツイートが役立っているのか・読まれているのかという共通項を探ったり、新しいテイストの投稿を試したりといったチャレンジができるようになりました。
お花や野菜やお肉といった農産品が、さらに身近に感じられるJA全農のツイッター。
担当者は「読んでいただいた方の『ごはんがちょっと楽しくなる』ことを目指して、いつも投稿しています。欲を言えば、投稿を通じて国産の農畜産物により親しみを持っていただいたり、たくさん召し上がっていただけたらうれしいです」と話しています。
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