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レタスの「シャキくたっ食感」伝われ! 愛される全農のツイッター

レタスをバターで焼くだけ…!?

生で食べるイメージの強いレタスですが、バターで焼くと「シャキくたっ食感」と香ばしさが味わえるそう
生で食べるイメージの強いレタスですが、バターで焼くと「シャキくたっ食感」と香ばしさが味わえるそう 出典: 「全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)」のツイッター

目次

「レタス、一玉は食べ切れん…と買うのをためらっている方へ」向けた、レタスのレシピ紹介のツイートが話題を呼んでいます。投稿したのは全農広報部の公式アカウントです。ツイートに込めた思いを聞きました。

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「焼いてもうまいのでお試しを」

スーパーで新鮮なレタスを前にしたとき、「サラダにしようかな…?でも、食べきれないかも」と悩むこともあるでしょう。

そんな人へ向けて7月1日、「全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)」はこんなツイートを投稿しました。

「シャキくたっ」食感、思わず試してみたくなります。ツイートには1.8万超の「いいね」が集まりました。

相場安のレタス「たくさん消費して」

全国農業協同組合連合会(JA全農)の担当者は、自身が大きな野菜を買うときに「使い切れるかな?」とためらうことがあり、この投稿を考えたそうです。

「レタスは生で食べるイメージ強い野菜ですが、焼きレタスはもちろん、スープや炒め物、しゃぶしゃぶ、チャーハンの具など、加熱してもとてもおいしくいただけることを広めたいと考えました」といいます。

レタスをそのままフライパンの上に。焼いた後に粉チーズを振ったり、好きなドレッシングをかけたりして食べるのがいいそうです
レタスをそのままフライパンの上に。焼いた後に粉チーズを振ったり、好きなドレッシングをかけたりして食べるのがいいそうです 出典:全農広報部のツイッター

現在、出遅れていた長野県を中心とした「高原もの」のレタスが順調な出荷となり、相場安になっているそう。

「しばらくは引き続き順調な出荷が見込まれ、価格もお手頃となっているので、たくさん消費してもらいたいと考えました」

「おいしかった!」の反応にやりがい

JA全農のツイッターには、ほかにもさまざまなレシピが投稿されています。

最近では、ズッキーニのステーキや、枝豆の蒸し焼き、パックごはんでチャーハン、レンジでの蒸しトウモロコシの投稿にも多くの反響が寄せられました。

ズッキーニのステーキ。「輪切りにしがちですが縦切りにしてにんにくをきかせた油で両面焼いてステーキにすると存在感抜群。内側部分のとろーり食感を存分に楽しめます」
ズッキーニのステーキ。「輪切りにしがちですが縦切りにしてにんにくをきかせた油で両面焼いてステーキにすると存在感抜群。内側部分のとろーり食感を存分に楽しめます」 出典:全農広報部のツイッター

広報企画課のメンバーで投稿案を考えるほか、コメ・野菜・お肉・卵・牛乳など、それぞれの農畜産物を担当しているJA全農の職員から、旬の食材や生産者から教わった食べ方の情報などをもらって投稿することもあるそうです。

「読んでもらいやすい文面を考えたり、分かりやすい絵面での撮影はいつも頭を悩ませます。『実際に作ってみておいしかった!』『家族が喜んでくれた!』という反応を見るとうれしく、やりがいを感じます」

半年たっても数百フォロワーで…

現在は11万9000人を超すフォロワーを擁するJA全農のツイッター。しかし、もともとは2019年7月、「明確な目的もなく『とりあえずツイッターやる』という部内からの発案で始まった」(note「続けてきてよかったな、公式ツイッター」より)といいます。

「今日は何の日」にあわせたツイートをしてみたり、商品情報をつぶやいたり、「映え」を意識した風景やスイーツを投稿してみたり……試行錯誤を続けましたが、半年を経てもフォロワーは数百人。

「届く相手が少ないまま継続していいのか」と悩んだこともあったそうです。

しかし、2020年4月、牛乳の消費を呼びかけたツイートに、35万超の「いいね」といった大きな反響が寄せられ、フォロワー数が一気に1万人を超えたといいます。

フォロワー数が増えたことで、どんなツイートが役立っているのか・読まれているのかという共通項を探ったり、新しいテイストの投稿を試したりといったチャレンジができるようになりました。

「ごはんがちょっと楽しくなる」

お花や野菜やお肉といった農産品が、さらに身近に感じられるJA全農のツイッター。

担当者は「読んでいただいた方の『ごはんがちょっと楽しくなる』ことを目指して、いつも投稿しています。欲を言えば、投稿を通じて国産の農畜産物により親しみを持っていただいたり、たくさん召し上がっていただけたらうれしいです」と話しています。

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