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ラコステなのに「ワニ」じゃない! 絶滅危惧10種のポロシャツ販売

ワニのマークで知られる「ラコステ」。そのブランドロゴが絶滅危惧種と入れ替わったポロシャツが発売されます。

銀座店で販売されるのは「キタケバナウォンバット」
銀座店で販売されるのは「キタケバナウォンバット」 出典: ラコステジャパン提供

目次

 ワニのマークで知られる「ラコステ」。そのブランドロゴが絶滅危惧種と入れ替わったポロシャツが本日から販売されます。5月22日の「国際生物多様性の日」に合わせたもので、オンラインブティックと世界7カ国の9店舗で売り出し、その利益を保護活動に役立てる取り組みです。

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10種の絶滅危惧種に置きかえ


 世界的なテニスプレーヤーで、ラコステ創設者であるルネ・ラコステ氏。ロゴマークは、彼がワニのように粘り強くプレーした姿にちなんで生まれたものです。

ラコステのロゴマーク
ラコステのロゴマーク 出典: ラコステジャパン提供


 そんな由緒あるロゴを10種の絶滅危惧種に置きかえたポロシャツが、本日22日17時からラコステのオンラインブティックで、銀座店では明日23日から販売されます。

 日本だけでなく世界7カ国9店舗での取り組みで、店によって生物のモチーフが異なるため、オンラインショップを含めて全10種類に。

 枚数は合計3520枚。各モチーフごとの販売数は国際自然保護連合(IUCN)の専門家が算出した野生での生息数と同じになっていて、銀座店ではキタケバナウォンバット(生息数115匹)のポロシャツを115枚販売します。

世界7カ国9店舗での取り組みで、店舗によって生物がそれぞれ異なっている。オンラインショップを含めて全10種類
世界7カ国9店舗での取り組みで、店舗によって生物がそれぞれ異なっている。オンラインショップを含めて全10種類 出典: ラコステジャパン提供

銀座店はキタケバナウォンバット


 販売するポロシャツのモチーフと店舗の組み合わせは以下の通りです。

 【LACOSTE オンラインブティック】ハワイアンモンクアザラシ=生息数1400頭

【LACOSTE オンラインブティック】ハワイアンモンクアザラシ=生息数1400頭
【LACOSTE オンラインブティック】ハワイアンモンクアザラシ=生息数1400頭 出典: ラコステジャパン提供


 【銀座店】キタケバナウォンバット=生息数115匹

【銀座店】キタケバナウォンバット=生息数115匹
【銀座店】キタケバナウォンバット=生息数115匹 出典: ラコステジャパン提供


 【パリ シャンゼリゼ店】スペインオオヤマネコ=生息数589匹

【パリ シャンゼリゼ店】スペインオオヤマネコ=生息数589匹
【パリ シャンゼリゼ店】スペインオオヤマネコ=生息数589匹 出典: ラコステジャパン提供


 【ロンドン コベントガーデン店】イエメンオオナガコウモリ=生息数150匹

【ロンドン コベントガーデン店】イエメンオオナガコウモリ=生息数150匹
【ロンドン コベントガーデン店】イエメンオオナガコウモリ=生息数150匹 出典: ラコステジャパン提供


 【ロサンゼルス ロデオドライブ店】オパールグーデア=生息数150匹

【ロサンゼルス ロデオドライブ店】オパールグーデア=生息数150匹
【ロサンゼルス ロデオドライブ店】オパールグーデア=生息数150匹 出典: ラコステジャパン提供


 【マイアミ リンカーンロード店】マウンテンチキン=生息数132匹

【マイアミ リンカーンロード店】マウンテンチキン=生息数132匹
【マイアミ リンカーンロード店】マウンテンチキン=生息数132匹 出典: ラコステジャパン提供


 【ベルリン クーダム店】アダックス=生息数90匹

【ベルリン クーダム店】アダックス=生息数90匹
【ベルリン クーダム店】アダックス=生息数90匹 出典: ラコステジャパン提供


 【上海 ケリー店】セブイトトンボ=生息数50匹

【上海 ケリー店】セブイトトンボ=生息数50匹
【上海 ケリー店】セブイトトンボ=生息数50匹 出典: ラコステジャパン提供


 【ニューヨーク ブロードウェイ店】タイセイヨウセミクジラ=生息数444頭

【ニューヨーク ブロードウェイ店】タイセイヨウセミクジラ=生息数444頭
【ニューヨーク ブロードウェイ店】タイセイヨウセミクジラ=生息数444頭 出典: ラコステジャパン提供


 【ソウル カロスキル店】モハリ コノハズク=生息数400匹

【ソウル カロスキル店】モハリ コノハズク=生息数400匹
【ソウル カロスキル店】モハリ コノハズク=生息数400匹 出典: ラコステジャパン提供

トートバッグのプレゼントも


 いったいなぜ、ロゴを変えた商品を売り出すことになったのか? この点については、昨年からIUCNと3年間のパートナーを組んでいることが関係しています。

 ラコステが取り組むのは、絶滅危惧種の保護活動をより多くの人に知ってもらうためのサポートと、保護活動への支援。

 限定ポロシャツの利益に加え、世界9店舗の発売初日の利益の全てをIUCNが行う保護活動のために寄付するそうで、「世界が直面している問題に対する私たちの責任の1つです」としています。

 昨年、アメリカとヨーロッパで限定ポロシャツを販売したところすべて完売。反響が大きかったため、今年は日本でも実施することになったという経緯があります。

ラコステの銀座店
ラコステの銀座店 出典: ラコステジャパン提供


 ラコステジャパンによると、キタケバナウォンバットのポロシャツを販売する23日の銀座店は、看板や店内のあらゆる場所にいるワニが1日限定でキタケバナウォンバットに置き換わります。

 また、当日はポロシャツ以外のアイテムも含め、買い物をしたすべての人に絶滅危惧種がプリントされたトートバッグをプレゼントするそうです(なくなり次第終了)。

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