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これ私のことだぁぁぁ! 「社交的ぼっち」に共感の声、作者に聞いた
ある漫画家が自らの体験をもとに描いた作品が、ツイッター上で注目を集めています。
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ある漫画家が自らの体験をもとに描いた作品が、ツイッター上で注目を集めています。
パーティーに参加したものの「ぼっち」になってしまうのが心配で……。ある漫画家が自らの体験をもとに描いた作品が、ツイッター上で注目を集めています。漫画に込めた思いを聞きました。
今月2日にツイッターに投稿された4ページの漫画。タイトルは『社交的ぼっち』です。
パーティーに参加した女性が、友達を見つけられず不安そうにしている場面から始まります。
すると、竹下と名乗る男性が近づいてきて「こういう場所って緊張しますよね」と話しかけてきます。
2人で話していると、次第に周りの人たちが「そっちも初めてですか?」と集まってきます。
「コミュ力ないと辛いですって こういう場所は」「ぼっち回避に必死っす」と盛り上がってきて、女性が竹下に「よかったですよね 同じような人がたくさんいて」と話しかけると、竹下は意外な言葉を発します。
「無理して話しかけないでください……その気遣いが逆に傷つくので……」
一対一なら社交的に話す自信があるのに、人数が増えると楽しい会話を聞くだけの存在になってしまうという竹下。それを察して話題を振られることに傷ついてしまうというのです。
この漫画に対して、「本当にわかるぞぉぉぉ!」「共感ボタン連打したい」「これ私そのもの」といったコメントが寄せられ、リツイートは2万、いいねは7万を超えています。
『社交的ぼっち』 pic.twitter.com/7mQP2fYIAY
— 反転シャロウ@JK捨て子①やさ殺②発売中 (@sharoh_hanten) 2018年4月2日
この漫画を投稿したのは、ツイッターで毎回話題になる『JKと捨て子の赤ちゃん』(KADOKAWAから第1巻書籍化)や、『先生のやさしい殺し方』(スクウェア・エニックスから既刊2巻)で知られる反転シャロウ(@sharoh_hanten)さんです。
自身の体験をもとにしたというこの投稿について、詳しく話を聞きました。
――この漫画を描こうと思ったきっかけは
先日、仕事での集まりがあった時、このような出来事があって心に傷を負ったからです(笑)
――ご自身の体験がもとになっているんですね
ほぼ100%反映されています。泣きながら描きました。
――ご自身に当てはまる「ぼっちタイプ」はありますか
この漫画の通り「社交的ぼっち」に当てはまります。グループ内だと空気になる自信があります。
――描く上で心がけた点や工夫した点は
竹下さんのビジュアルには気を付けました。一見、社交的な男性に見せたかったので。
――多くの反響が寄せられたことについては
自分以外にも似た経験をされてる方は多いはずだ!と思いつつも、自分だけだったらどうしよう……とも思っていたので、ひと安心しました。
漫画に入りきらなかったのですが、「自分だけ知らない話題で盛り上がる」「急に自分に話題を振られてうまく答えられず、場の空気が冷える」「自分が話し出すと妙に静まり返る」なども結構あるあるなんじゃないかなと思います。
今回の漫画以外にも、Twitterに定期的に載せていますので、ご興味があればご覧いただければと思います。
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