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悩んだらこれ歌え!平成のカラオケ人気曲 キセキ、エヴァ、1位は…

夜景が広がるホテルの最上階にあるカラオケルーム=1994年11月29日
夜景が広がるホテルの最上階にあるカラオケルーム=1994年11月29日 出典: 朝日新聞

目次

〈ヘイセイデータ〉数字で振り返る平成経済

平成に入って国民的娯楽として定着したカラオケ。平成の時代にどんな歌が歌われてきたのでしょうか。通信カラオケ「DAM」の1994年から現在まで約24年のカラオケリクエストから、トップ10をご紹介。人気アニメの主題歌、アテネ五輪ではやったあの曲、レゲェグループの恋愛ソング……どれもカラオケで一度は歌ったまたは聞いたことがあるはず。それでは早速、10位から6位まで一気に。
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10位~6位は2000年代の曲

【10位】 奏(スキマスイッチ、2004年)
【9位】 Lovers Again(EXILE、2007年)
【8位】愛唄(GReeeeN、2007年)
【7位】 栄光の架橋(ゆず、2004年)
【6位】 純恋歌(湘南乃風、2006年)

1位はあの結婚式定番ソング

幅広い世代が楽しむカラオケ。DAMには20万曲以上の曲が入っており、毎月、新旧の曲を加えています。トップ5は、DAMをレンタル・販売をしている第一興商で、楽曲編成を担当する渡部正毅・編成企画部編成課長のコメントと合わせてご紹介します。

渡部さんは、カラオケランキングの動向やCDの売り上げなどのデータ、SNSやテレビまで幅広く情報を集め、どんな曲を編成するべきかを日々考えています。たとえば、ある曲がCMソングになる場合は、そのCMがどの地域でどれぐらい放送されるか、ライブツアーで歌われる曲であればその会場規模まで調べた上で、その曲がどれぐらい歌われるかを予想し、編成をしています。時にはインディーズバンドのライブを聴きに行き、その実力や人気を自分の目と耳で確かめに行くこともあるそうです。

【5位】花(ORANGE RANGE、2004年)

「ORANGE RANGEの代表曲といわれているこの曲は、ゆったりとした曲調なのでRAPもそこまで早くなく、歌いやすい曲といえます。男性・女性どちらでも共感できる歌詞と、『花』というタイトルが春とリンクするので、2004年のリリースから10年以上たつ今でも歌われているのではないでしょうか」

【4位】Story(AI、2005年)

「カラオケでこの曲を選曲されると、次に歌う曲を探していても思わず手を止めて聞き入った経験がある方は多いのではないのでしょうか。それほど、この曲は『感動ソング』『浸りたい曲』といえる名バラードです。思い切りカラオケで歌い上げたい人にはぴったりです」

【3位】キセキ(GReeeeN、2008年)

「高校野球を題材としたTVドラマの主題歌として広まり、カラオケの定番ソングとなりました。青春ソングといえばGReeeeNといっても過言ではないくらい、男性同士で思い切りカラオケで歌うと気持ちいいのではないでしょうか。原曲キーは女性でも歌えるくらいの高さなので、男女混合で合唱しても良いかもしれません」

【2位】残酷な天使のテーゼ(高橋洋子、1995年)

「老若男女共通してアニメソングの定番曲といわれたらこの曲を挙げるのではないでしょうか。この曲は名立たるアーティストがカバーし、バージョン違いも多く存在しています。試しにDAMのデンモクで『残酷な天使のテーゼ』と入力していただくと、表示結果からそのことが伺えるでしょう。アップテンポかつ高音なメロディなので、歌う人の挑戦欲求をくすぐる曲といえるのではないでしょうか」

【1位】ハナミズキ(一青窈、2004年)

「結婚式の定番ソングとなり、老若男女に親しまれている名曲です。職場をはじめとする幅広い世代や立場の人が集まった場にはうってつけのカラオケソングといえるのではないでしょうか。この曲のメロディは動きが比較的緩やかなので、カラオケに苦手意識を持った人に歌いやすい曲を聞かれたならば、私だったらハナミズキをおすすめします」

     ◇

今回のトップ10の曲は、まさに時代を超えて歌い継がれている曲です。春は送別会・歓迎会シーズン。カラオケで歌う曲に困ったら、多くの人に愛されているこれらの曲を歌うと良いかもしれません。

※データは第一興商の通信カラオケ「DAM」の1994年4月から今年2月のカラオケリクエストランキングから。曲名(歌手、発売年)。

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